あらすじ
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トランプ政権始動で世界が動き出す!
アメリカ経済が迎える「黄金時代(ゴールデンエイジ)」
AI社会を中心とする新しい“産業革命”が
ウクライナ・中東は和平に向かう
中国は崩壊の一途へ?
日本は国際社会でどう生き残っていけるのか!?
藤井厳喜が2025年を大胆予測(フォーキャスト)!
すでにアメリカでは、大手メディアが音を立てて崩壊を始めており、メディア革命が進行中である。恐らく2025年は日本でも同様の事態が引き起こされるだろう。またそうならなければ、日本国民は国の内外で何が起きているのか全く理解できなくなってしまうだろう。その意味で、2025年は日本にとっても大きな変化の年になる。
ゲンキ流国際情勢・世界経済の見方!
・トランプ圧勝の背景にあった“すごい”力
・「無国籍企業的グローバリスト」と英国守旧派が世界を破壊する!
・カマラ・ハリスは極左中の極左
・グローバル化で破壊された英国、フランス、ドイツ、EU
・中国は「巨大な北朝鮮」となる
・「キシバ(岸破)政権」に日本の未来は託せない!
感情タグBEST3
先見性あり
2024も読んで、大変ためになったので、本書も購入。これからの一年の世界情勢がnどうなってゆくかがたのしみ。投資にも役立てたい。
Posted by ブクログ
以前から気になっていた著者、ようやく拝読できました。
昨今の混乱の原因を、バイデンではなくオバマに求め、オバマを共産主義者と喝破する。中国は巨大な北朝鮮になる、など新しいトピックス満載。今後も注目。
Posted by ブクログ
世界・日本の置かれている今を的確に知る本。
直近読んだ島田洋一氏の著作で触れられていた内容を裏書きするかの要素も多分に含んでおり、正直震える。
舌鋒鋭い著者の解説で、英国守旧派によるこれまでの表に裏にの暗躍をここ迄詳らかに知ることができたのは非常に意味があった。
過去のアメリカの危機と、ヨーロッパ諸国と日本の現在進行系の危機を知るにつけ、今こそ正確に政治・世界情勢を捉えて、自分なりの行動をしていかねばとの思いを強くした。
Posted by ブクログ
2024年アメリカ大統領選挙でトランプが勝った後の、アメリカの黄金時代を予測。現代世界は保守と革新の2軸ではなく、無国籍企業的グローバリスト(キシバ内閣、バイデン)、社会主義的グローバリスト(ハリス)、民主的ナショナリスト(トランプ、安倍)、独裁的ナショナリスト(習近平、プーチン、金正恩)の4つに分類。
アメリカの分断は、共産主義者オバマから始まった。革命のための、移民流入、白人と黒人の分断、LGBTQ、高負担高福祉。
Posted by ブクログ
ニュースだけでは、分からない見えない部分の情報が沢山あり大変、勉強になる内容だった。
世界がどこを目指しているのか…あれはことためだったの?!という具合に各国のピースがハマる感じで読めたので、知識の幅が広がったと感じる。
2025年の終わりにもう一度振り返りながら読み返したいと思う。
Posted by ブクログ
一般的なニュースで語られるものとは違う視点で、世界を眺めた書籍。アメリカ、イギリス、フランス、イスラエル、ロシア、中国、そして日本の今後を予測。混迷を極める世界を俯瞰して眺める視座を持って、ニュースを確認する訓練になると思った。
Posted by ブクログ
ワールドフォーキャストで説明されていることを、きちんと整理して記述したというところ。特に新しい話はない。
それにしても何度聞いても、英国守旧派なる存在がよく分からない。そこまで力のある人々が本当に存在するのか。
Posted by ブクログ
毎年立春は2月4日と思っていましたが、今年は124年ぶりに2月3日となるそうです、とは言え立春を迎えると新しい気分になります。米国のトランプ大統領が就任して、世界が変わっていますが、この本は藤井氏により、具体的にどのように変化していくかが解説されています。
米国に影響を及ぼす、欧州・中国の行方、ウクライナ戦争の終結などについても書かれています。2025年の激流に飲み込まれないように、この本に書かれていることを参考にして進んでいきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・トランプは大統領選挙人数だけでなく、一般投票数でも上回った、約250万票の差をつけた。ハリスの獲得票の中には相当数の不正票が含まれているだろうから実際の票差はもっと大きかったに違いない、さらに、上院で共和党が多数派を獲得した。米国の場合、上院は外交・安全保障を主に取り扱い、下院は予算審議で重きをなす、トランプ共和党は下院でも多数派を維持した。この「トリプル・レッド」の結果、トランプ政権は望み通りの施策が実現可能となる(p16)
・今回は共和党やトランプを応援する人たちが、各投票所に自主的に出向き、投票を監視するシステムを事前に作った、前回あったような「バイデンジャンプ」ができないように共和党が準備した、機械による投票も後から数字を改ざんできないような監視システムをトランプ陣営が築いてきた、共和党は全国で500人の弁護士を用意し、どこかの投票所で不正があったらすぐに駆けつけ、記録を取る態勢を築いた、そういう万全の態勢があったからこそ、これだけの結果が出た(p18)
・トランプのローガン(全米で最も人気を集めているトークショー)への出演(ハリスは拒否した)が、有権者、特に若い世代の投票行動に大きな影響を与えたことは間違いない、逆に言えば、オールドメディア(新聞、テレビ)の影響力が弱体化した、イーロン・マスクのツイッター買収も含めて、SNSでの言動が選挙戦を大きく左右することになったのが、2024年米大統領選の顕著な特徴だった(p20)
・バイデン政権は、コロナワクチンは効果が薄い割に副作用が強く、とても危険性が高いのだが、その事実を隠蔽した、専門家もワクチンの危険性を指摘していたが、発表禁止にしてしまった、または人目のつかないところに埋め込んでしまった、言論統制社会であった(p34、35)
・口止め料裁判でトランプに有罪判決がくだったのは、2024年5月30日、しかし有罪判決後の最初の10時間以内に、トランプ陣営に3480万ドルの政治資金が集まった、その後の24時間で5400万ドルにも達した、しかもこれはトランプ支持者からだけではなかった、献金額のほぼ30%が、今までトランプを支持していない人からである、これは、いかにバイデン政権が庶民から恨まれているかを如実に示している(p40)
・これまで先進国の政治は「保守派」か「改革派」という右と左の対立で動いていると考えられてきたが、それは冷戦時代のパラダイムでしかない、この視点が通用したのは1991年のソ連崩壊まで、それ以降は「グローバリズムに賛成か、反対(ナショナリズム)か」が、とても重要になっていくる、グローバリズムとは、ボーダーレス経済、つまり「国境なき経済を進める」ことを意味する(p49)世界の政治勢力は4つに分類される、縦軸が資本主義(自由)か社会主義(統制)、横軸がグローバリズムかナショナリズム、無国籍企業的グローバリスト(=GAFAM)、社会主義的グローバリスト(米国民主党、英国労働党)、民主的ナショナリスト(安倍首相、トランプ大統領)、独裁的ナショナリスト(=プーチン、習近平、金正恩)である(p51)
・コンピュータとテレコミュニケーション技術の発達で人間の生活は格段に便利になったし、製造業の生産性も向上したが、第三次産業革命と言われるほどの革命的なことは起きていない(p59)しかし2020年代に入り、いよいよそう言う時代がやってきた、AI革命によってトフラーが提唱した「第三の波」ダニエルベルが提唱した「ポスト・インダストリアル・ソサエティ=脱工業化社会)、情報産業革命という、全く新しい経済の世界が到来しつつある(p60)言論が自由である社会の基盤の上に、科学者たちが新しい理論を発見し、技術者たちがそれを応用して新しい技術革新を起こす、そしてそれを支えるベンチャーキャピタリストがいて、資本市場があり、お金を集めて投資をすることで新しい産業分野が開かれていく、これが実現できるのは世界中で米国だけ、日本、欧州、BRICSにも無理である(p62)
・バイデン政権下で違法入国者に与えられるのは、たった1枚の紙に過ぎない、そこには「2年後の何月何日に某所にある裁判所に出廷しなさい」と書かれている、それまでは米国に滞在することを許可するという意味であり、違法であろうと現実的には入国を認めてしまっている、その政策が元々の米国の労働者の生活を悪化させた、労働者が職を失えば社会が混乱する、そこに行き着く先は社会主義革命しかないと「極左」は目論んでいる(p83)
・CO2排出を抑制しなければ地球が温暖化で人類が滅びてしまう、と言うのは真っ赤な嘘である、その裏に「化石燃料は使ってはいけない、エネルギーは使わずに資本主義経済を破綻させよう」という共産主義者の思惑がある、明らかにエコを口実とした反資本主義の動きである、実は「天然ガスと石油、石炭などの化石燃料を燃やすと大気中のCO2量が増え、地球が限りなく温暖化していく」と言う考え方に科学的根拠は全くない、実は2000年以降、大気中のCO2濃度が増えているのに、地球全体は温暖化していない、それなのに冷静な議論すらなされない(p82)
・イーロンマスクは、単にテスラで電気自動車を作っているだけではない、彼は自動車の自動運転をはじめ、AI関連特許をたくさん押さえている、ハイテク企業のトップである(p58)
・トランプは「アイアンドーム」と言う、米国全土を覆うミサイル防衛網を設置すると語っている、イスラエルでは、すでに実施されており、ミサイルが飛来してもそれを撃ち落としてしまうシステムである、見えないけれども鉄で覆ったドームのように国土を防衛する、2024年10月イランが200発近い弾道ミサイルでイスラエルを攻撃したが、ほとんどが撃ち落とされ人的被害も皆無に近かった(p98)
・なぜ、シティ・オブ・ロンドンだけが、タックスヘイブンの中心として守られたのか、それは元々自治権のある都市だったから、自治権だけでなく、法的には英国から独立し、正確には「シティ・オブ・ロンドン」と言う英国の法が通じない地域なのである、英国のロンドンは、ローマ時代からの城壁都市で、住民たちが自治を行っていた、英国国王がイングランドを統一した時も最後まで抵抗し、国王から治外法権を勝ち取った、今でも英国国王がロンドンのシティ中央部に入る時には、市長の許可が必要になる、いわゆるロンドン市(=グレータ・ロンドン)とは全くの別物である(p139)
・イスラエルは宗教的には少数派である、先進国でキリスト教をバックブランドとしていないのは、イスラエルと日本しかない、この2カ国だけが異教徒なのである(p220)
2025年2月3日読破
2025年2月4日作成