あらすじ
【第1話】私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。今日の夜会でのマリンのお目当てはバルゴア辺境伯の令息リオだ。――はいはい、私がマリンのお望みどおり頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出して―?劇的な出逢いによって運命の歯車が一つに繋がりはじめる―。
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イラストも綺麗で、話もダラダラせず、スッキリできて良いです。
主人公が素直なのでイライラすることもなく、周りが助けてくれてお話が進んでいきます。
綺麗
綺麗な絵でちょっと気になってました。主人公の出生の設定はよくあるパターンですよね。でも、その立ち位置がなかなか厳しいのは逆に面白いです。早々に状況を読まれてどうなるのか?
見た目と言動では毒婦そのもののヒロインなのに、それを演技だと見抜いたレオ様が鋭すぎる。でも本人はぽやぽや可愛らしい感じで、そのギャップが良い!
令嬢
不遇な家庭環境で悪役に仕立て上げられていたお姉さま。そんなとき、運命的な出会いをしたんですね。可愛いと噂の妹を「これ」呼ばわり。最高です。