【感想・ネタバレ】釣って 食べて 調べる 深海魚のレビュー

あらすじ

深海魚は脂がのっておいしいものが多いことを知っていますか。有名なのはキンメダイやノドグロ、アンコウ。ツノザメの仲間やクロシビカマスなどもおいしい魚です。深海魚の味がよいのには理由があります。味や色や形に、深海魚ならではの生き方があらわれているのです。釣って食べることで、そんな深海魚の秘密がわかってきます。そして、深海は未知なことばかりです。釣って調べると、なんと新種の深海魚が発見されることも!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

司書さんおすすめの本。釣りを経験したことがあったら、もっと面白かっただろうな。昔、子どもと一緒に「深海ワンダー」というゲームをしていたことを思い出した。
深海魚の浮き袋が小さくなるのは想像がついたけれど、その分、油がため込まれる、というのは意外。油は水に浮くものだろう、と思っていたので。油があってもおいしい深海魚とそうではない深海魚がいて、その理由のひとつに人間が分解できない油だから、というのが面白い。
見たこともない深海にさまざまな魚がいる。私の知らないことはまだまだたくさんあるんだな。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

深海魚がこれでもかと書いてあった。絵本ではなくて、小さな辞典みたい。

そして、「食べる」事まで書かれてるのでお腹がすく。人間の悪食もすごい。食べれるものはとことん食べつくす感じ。そして、『メチャクチャおいしいけど、分解できない油があるので食べるとおしりから油が出てくる』という深海魚も。これ、以前、テレビで見た気がする。そこまでして、食べてみようとする人間が一番怖い。

ホタルイカやサクラエビ、ノドグロは富山湾でとれるので、スーパーにも並んでることがあるなと思って眺めた。ホタルイカは昔、何度か捕りに行った。身投げの日の予測ができたら運がよければ捕ることができる。今は予測してるサイトもあるので、昔より無駄足はしないんだろうけど、昔は捕りに行ってみたけど身投げしてなかったこともあった。あ。本にはそんな捕まえ方は書いてないです。夜の海は危険なので子連れで行くのはやめた方がいいです。

さて、本に戻って。
のどぐろの喉が黒い理由。光り方の違い、目の色の違い、エサの取り方etc.と、いろんなことが網羅的に書かれていて読みごたえがあったのです。

ごちそうさまでした。

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2025年04月30日

購入済み

見て読んで楽しめる

子供にもさっくり読める長さと読みやすく見て楽しいフルカラーの作品。
普段の作者の活動やこれまでの著書を知っていると別人が書いたのではないかと思うほど。『美味しい』と思えそうにない魚でも実際に食べてみる知的好奇心には恐れ入ります。
ただ、面白かったんだけど価格がね...。

#タメになる

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2024年12月20日

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