あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】文化祭に来ていたレイハと再会したハトノ。レイハからの突飛な提案をきっかけにハトノの思わぬ一面があらわに…!? 一方、たまきは引退ライブとなる後夜祭ステージへ。過ぎ去りし葛藤の日々が今、明かされる――…。超等身大のむきだし青春&音楽奮闘ドラマ、第5巻!
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軽音部に所属する高校生の日常を描いた学園青春ドラマ!
恋愛絡みのいざこざ、仲間割れでバンド崩壊はあまりにもあるある。
ひたむきに音楽に取り組もうとする主人公・鳩野ちひろを取り巻く、面倒くさく妙にリアリティのある人間模様に唸らずにはいられない。
個性豊かな登場人物たちは、言い換えればどこかクセのある「軽音部にいそう」と思わせるもので、説得力のあるバックボーンがしっかり描かれる点がGOOD。
その上で、ゆるめなノリと絵柄からの熱気溢れる演奏シーンの落差に、心を鷲掴みにされないわけもなく…。
作中に登場する楽曲を知っていると、この作品に対する解像度はより高まるだろう。
私は冒頭の新歓ライブで、かわいい先輩部員が銀杏BOYZの曲をぶっ込んでくる時点で割とやられた。
音楽好きな人はもちろん、青春ものとして音楽に詳しくない人にもおすすめできる、話題になるべくしてなった名作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
たまき先輩の深掘り巻。純真無垢ではない、たまき先輩の過去を、銀杏BOYZの歌詞と合わせて回想する王道の泣きパターンで、グッとくる所満載。まぁ私は銀杏BOYZを聴いたことがないのです、適当な歌で呼んでいます。サンボマスターも知らない曲を知っているメロディーで補完しつつ読んでいます。一度聴いてみるかな。
あと軽音部の日常をなぜジャンプで連載しているのか、この巻で明確になった。対バン勝負があり、勝負して倒すべき相手があるからなのだろう。別の高校の子は結構むかつくキャラに仕上がりつつあるし。仲間内や自己満足だけでは終わらない点は、今後のストーリーの広がりを感じる。
Posted by ブクログ
たまき先輩話(好き♡)からの、鳩鷹対決。どーなんだろーねー。鷹見はけっこうやってるやつみたいだけど、闇抱えてる風でもある(本編より)。先輩たちの一見楽しげなとことか、悩みとか、あるあるだわ。
Posted by ブクログ
いろんな葛藤のあった日々を乗り越えての、たまき先輩のラストライブが素晴らしかった。
銀杏BOYZとの組み合わせが最高すぎる。
2年生の動向やハロウィンライブに、プロトコルとの勝負など、次巻も楽しみだ。
Posted by ブクログ
天然美少女たまき先輩の過去編
親友が学校を去った原因が自分のせいだと言いふらされたとき、たまき先輩は「私は怒るよりもただ悲しくなった」と諦観の境地だった。このような人間関係のトラブルは初めてではなく、言いたいことがなにもも言えない、気づかないふりの繰り返しだった。
普段から言いたいことを傍若無人にぶちまけられるのはレイハさんくらいだと思う。
後夜祭のステージでロックンロールにのせて自分の気持ちを叫んだたまき先輩、最高にかっこよかった。
Posted by ブクログ
──こんなどこにでもある ふつうの高校の体育館でやってる
文化祭の大トリのステージで演奏するなんて夢は
──あまりにもちっぽけで笑われるかもしれないけど・・・・・・
私もたまき先輩みたいにいつかこの舞台で
自分の感情全部さらけ出して 思いっきり大声で歌ってみたい
という軽音マンガ、次にくるマンガ大賞2024Webマンガ部門1位というのは納得の良作です。
歌唱シーンがかっこいいんですよねえ。
あんまり邦ロックというのを聴いてこなかったので正直知らん歌がほとんどなんですけど、MVなど見ながら読めるのも今どきで良いですね。
こういうのを機に新たな趣味に目覚めるのも楽しいものです。
確実にアニメ化されると思うので、演奏シーンに力入れてくれるよう願っています。