あらすじ
2万RT10万いいねの超話題作 第1集!
伊東紀理(いとうきり)、社会人3年目。
積まれるエナドリ、仕事不調、
セクハラ職場にモラハラ彼氏。
「人の役に立ちたい」一心で
生き抜く日々に、一通の封書が届く。
そこに入っていたのは1枚のカード。
それは、彼女が自由に生きる権利となった。
25歳、捧げるだけの人生の終わり。
そして、人生最大最後のリベンジが始まる!
主人公の伊東 紀理(いとう きり)はパワハラ&セクハラが横行する職場で次々と仕事を押し付けられ、さらにプライベートではモラハラ彼氏に振り回される…という最悪な日常を送っていました。
彼女の思いはただひとつ。
「役に立つ人間になりたい」
それは過去の家族に対するトラウマからの思いでしたが、頑張って頑張って頑張った結果、体も心も限界を突破してしまいます。
死を覚悟した紀理でしたが臓器移植カードを手にしたことで、死んでから役に立てるのであれば今は好きに生きようと決意するのです。
こうして始まった紀理の人生「決算」、一体どうなるのか…!!
今までに「人生やりなおしたいな…」と思ったことはありませんか?
それか「自分の好きなように生きてみたいな」と思ったことはありませんか?
この作品は一度でもそう思ったことある方に是非読んでいただきたい作品です。
(もちろん思ったことがない方にも読んでいただきたい!)
それまで紀理を追い詰めてきた職場への反逆や、紀理をぞんざいに扱ってきた彼氏への報復など、読んでいてスカっとします!
死んでから臓器提供によって人の役に立つのであれば、それまでの人生は好きに生きたっていいじゃないか!という彼女の振り切りは身勝手なようではありますが、いっそ清々しく憧れを感じます。
「私は幸せを探すために全部を捨てたんじゃない。」
「確認したいんです。その先の景色を。私の人生に価値はあったのかを。」
そう言い切った彼女の表情の強さに心を鷲掴みにされました。
やりたいことを一つずつやっていく紀理ですが、その途中で新たな出会いや過去の振り返りもあり、自暴自棄で行動しているわけではなく決算の過程で受ける変化すらも味わいつくそうとしている貪欲さを感じます。
彼女がどう変化していくのか、決算の先に何を見出すのか…一緒に確かめてください。
感情タグBEST3
一風変わった作品なのは間違いない。最初は鬱展開。これから異世界転生でもするのかなと思ったら、ある意味死ぬ気で復活して懸命に生き始めた主人公。案外人間の人生短いのだから、これくらいやりたい事やって一生懸命駆け抜けた方がいいのではないかと思ったりします?
人生で大切なこと
マンガだから誇張はもちろんあるけれど、本当にやりたいことやってきたか
着たい服を着て生きているか
それすらままならぬ人生に生きる意味があると言えるのか
今一度振り返るきっかけをくれます
匿名
表示とタイトルにインパクトがある
仕事押し付けパワハラモラハラ職場、ヒモ浮気クソ彼氏に限界が来て、職場を辞めて彼氏をぶっ飛ばすシーンが爽快
主人公の過去や新たな出会い、生き様が面白い
ひとは生きるに値するはず
冒頭、水中に沈む車椅子のシーンが象徴的でした。
主人公、過労死させられそうです。勤務先のすさみぶりや交際相手の彼氏のクズっぷりが身に沁みる人は多いだろうと思います。私も他人事とは思えませんでした。
ニッポンのフツー、はかなり劣化していますので。
彼女がなんとか一念発起できたのは臓器提供意思カードが届いたからだったようです。
どうしようもない勤務先をさっさと辞め、浮気中の男を金属バットで打ちのめし、彼に貸した金を回収していきます。
知り合った酒屋さんとの交流でも先方の家庭が抱えている厄介なものの正体が如何にも理不尽です。ひき逃げなど今どき、ほぼ捕まるのに、犯人等は不明なままという。
学生時代に借りたままになっていたものを返してまわり、伊東さんの「決算」、どうなるのでしょうか?生きる意味を取り返そうという奮闘、どこに着地するのでしょうか?
かっこいい生き方
誰もが本音を隠して周りの目や自分のしたいことを我慢して生きてるなか、気付いてしまった主人公が急に自分の生き方だけをやっていこうと模索していく。すごく共感できる部分と、その若さとシングルだからできるのだと羨む部分と、色んな感情が巻き起こってきた。
誰もが苦労してると、忘れない
会社や家庭で、辛い、厳しい思いをすると、余裕が無くなる。少なからず、機嫌に出る人も。
正しいこと。
役に立つこと。
生きてていいこと。
主人公を通して、一緒に見つけたい。
どういう話と説明するのが難しい作品。
不条理な職場を辞めて、やりたいことをやって生きる…というと転職のようだがそうではない。素のままの自分に価値を見出すことができる人は少なそうだが、主人公はどうなるかな。
注目
この世はたたかう価値がある、まずタイトルに惹かれる。はじめは職場のなかが、テーマかと思いきや、すぐに辞める決断をして、次々にスカッとする展開に持ちこむ。ページをめくる手が止まらない、ハマり方を久しぶりに体感。続きも気になる。
最初、主人公の変わりっぷりに、ちょっとついて行けなかったけど。後々ちゃんと納得。
共感して、じんわりくる所がある。
主人公、この先どう生きて、どういう結果になるんだ…!?
生き方を問う漫画ですね。
主人公の女性の豹変ぶりが少し違和感がありましたが、
小学生時代の同級生に会うことで「昔のお前に戻った」と言われるところで腑に落ちました。
できることならひき逃げ犯を捕まえて、ぼこぼこにして欲しいですね。
周りの人間ひどすぎる!
主人公がかわいそうで不憫でもう...。
でも、そんなにいきなり切り替えられるものなのか!っていうほどの主人公の変わり身に驚きました。
今後どうなる?
ひどいパワハラ・セクハラのブラック企業を突然やめ、人生をリセットする元OLの話。
1巻の展開はなかなかのものだけど、ちょっとブラックさは露骨すぎるかな?
その後のリセットや、行動はなかなか面白い。
ただ、これも「凪のお暇」や「ゾン100」などと同じような展開とも言える。
力のある絵で勢いを出すという手法は、新井英樹の作品などにも通じるか?
そう思うと、見ていて爽快感はあるが特別すごいというほどではない。
問題はその後の展開。
この勢いをどう持っていくのか、またはどう変えていくのかというところだと思う。
今のところ、2巻以降は日常のちょいいい話という感じで、当初の方向性と違うように思える。
さらにこの後どういう方向にもっていくのか、やや不安気味に気になるところ。
うじうじ
ウジウジ系の主人公が急に180度変わるのですが、吹っ切れるきっかけって言うのに説得力がないというか、余命宣告でもされてなきゃここまで吹っ切れないだろうと思います。