【感想・ネタバレ】キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタンのレビュー

あらすじ

チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今作もとても美味しそうな料理がたくさんでした!
主人公のかなめちゃんも少しずつ現状を打破していき、夢まで見つけました。
私までお仕事頑張ろうって思えます。
みんなハッピーエンドなのも良かったです!

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キッチン常夜灯シリーズ、第3弾。

前回の主人公の「つぐみ」は今回は準主役として活躍。
前回悩んでいた人物のその後がわかる…っていうのも私の好きなポイント!

今回はデザートを作る製菓工場にスポットライトがあたります。

なかなか難しい人間関係。
これを解決するために苦戦するけれど、なかなか上手くいかない。

そんな時は安らげる場所で美味しいものを食べる。
頑なになっていたかなめの心も次第に柔らかくなり、周りの状況を広く見ることができるようになる。

最後は無理のないハッピーエンドなのがこのお話の好きなところなのです。

余談ですが…
色んな本で料理の食材や調理方法などは読んでいて面倒になるものと、そういうことを全然感じさせずに読ませてくれて、更に興味を持ってしまうものとあるのだけれど、この違いは何なんだろう?と、ふと思ってしまいました。
もちろん、「常夜灯」は後者です。

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ3作目。
つぐみちゃんの後輩で製菓部で働くかなめちゃんが今回の主人公。

今回はこれまで以上にスイーツの描写も多くて、スイーツ好きな人にはたまらないと思う

このシリーズのいいところは、仕事に対するモチベーションって色んな人がいると思うけどその全てを否定せずにいてくれるところだと思う。初めはすれ違ってる人も、話を聞いてみると色んな事情があったり。
その流れでのみんなで部長のやる気を取り戻したシーンは感動した。

最後、かなめちゃんと柊太くんが恋人ではなく同士になる展開は最高

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3作品の中で一番良かった。
読んでる最中、ちょうど製菓部で過去一の問題が発生したタイミングで夏バテになりダウン。発熱しても続きが気になって読みたくなった本は過去にない。
現場の問題を解決して仕事に取り組み、成功を収めた時の爽快感がたまらなかった。
いつかドラマ化されるだろうと思い、配役を考えて
ながら読んだので想像力も養われた。
最後の最後で、製菓部部長さん以外の古巣社員二人がどう変わったのか、そこが語られていたらもっと面白かったのに。そこは、いつかドラマ化された時にどんな風に脚色されるか楽しみにしておく。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は製菓に焦点が当たった物語。
牧野部長の意地張が後半以上続くので主人公の撃たれ強さに感服。私だったら逃げ出すくらいの職場環境だった。だけど、パートのボイコット騒動をきっかけに心を改め直してくれて良かった。
常夜灯での活力ごはんもデザート類が多く出てきて甘いものが食べたくなってきた。
直売所でのカフェ経営も軌道にのって夢もできて希望があるラスト。
明日も何かをご褒美に頑張ろうと思えた。

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2025年11月02日

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