【感想・ネタバレ】おひとりさま日和のレビュー

あらすじ

私はこの暮らしが好き――年齢を重ね、酸いも甘いも嚙み分けたからこそ得られた、自分に合う気楽で自由な生活。これぞ真の贅沢。それを私自身が分かっていればいい。その「ひとり住まいを楽しむ中で起きるほんの一幕のドラマ」をテーマに6人の人気女性作家が紡いだ文庫書き下ろし短編集。思わず笑わせられたり、ほっこりしたりしみじみしたり。共感はあちこちに。6話とも味わい違ってそれぞれ面白い。時々取り出して読み返したくなる“本棚保存本”ができました。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『週末の夜に』

「わたしはまだ映画に、ひとりでは行きたくないですよ~」

聞き捨てならない言葉です。私もひとりで映画館に行くことが多いですが、ひとりで映画はそんなに淋しいものなのだろうかと思いました。

しかしもう少し自分の気持ちに正直になってみると、独り行動するとき、淋しい気持ちが全くないとは言い切れないと思いました。

「おひとりさま」は決して淋しくない、自分で選び取った道だと堂々と思えるようになりたいと思いました。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとり住まいを楽しむ女性が主人公のアンソロジー。
ひとり住まいになったきっかけは様々だが、どの話からも悲壮感はあまり漂わず、各々が生活を楽しんでいる感覚が良い。
凛と強く生きていくバイタリティーに溢れた、いわゆる「ソロ活女子」よりは穏やかだけど、こういう単身女性の方がリアルなのかも。

松村比呂美さんの「最上階」が一番好き。マンションオーナーとして堅実に、かつ自由に暮らすおばあちゃんはかっこいい。

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2025年01月09日

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