【感想・ネタバレ】海街diary 7 あの日の青空のレビュー

稲村ヶ崎、佐助稲荷、江ノ電のホーム…読むたびに潮の匂いが蘇る。鎌倉・湘南も吉田秋生さんも大好きな私にとって、まさに俺得な作品です。
29歳・22歳・19歳の姉妹と13歳の腹違いの“妹”が、父の死をきっかけに一緒に暮らすところから始まる物語。1995年発表の『ラヴァーズ・キス』と設定が一部リンクしているので、併せて読むのもおすすめです。
エピソードのそれぞれが、誰もがいつか直面する人生のワンシーンです。死にゆく人との向き合い方、実らぬ恋の終わらせ方、抗えない現実を受け入れる方法…と並べると深刻なようですが、吉田先生のタッチと相まって読後感はとても清々しいです。
モノローグの一つ一つが印象的で、中でも「死ぬために故郷へ帰ってきた人と 生きるために故郷を棄てようとする人 どちらもつらく悲しい」(2巻より)という一節は、ふるさとの意味を考えさせられます。それでも鎌倉は山も海もただ静かに在って、人々を見守り見送る街として描かれています。読めばきっと鎌倉を歩きたくなりますよ。

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みんなの恋愛模様

みんなの恋愛がぐんっと発展しました!すずの進路も決まったし一安心なところで、また心配事が。。でも、家族ってそういう波がたくさんありますよね。それをみんなで解決して絆が深まるんですね♡

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2020年12月26日

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すこしづつ、変わっていく、時とともに。そこが、何ともいえずいい。第1巻に詳しく書きました、そちらを読んでいただければ嬉しいです。

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2019年01月29日

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福田のおじさんの言葉は、重みがある。
そして、人の心を掴む言葉。
その分、過去に重い体験をされていたのだなと。。

みんなそれぞれの道が開き始めてる。

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2020年09月13日

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月の道
あたしのさびしいとお父さんのさびしい〜

恋を失ったあの日もこんな風に海が輝いていた

クレバスがなんだったのか
話す相手間違うてるのと違うか?

ちゃんと誰か大人に話すこと
大人は子供を守るもの

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2018年11月14日

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幸と佳乃がうまく行くのはいいんだけど、ちょっとタイミングが近過ぎるよなあ…
っていうかそれよりもチカが!妊娠⁉︎
やっぱりやるこたやってたのね…

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2016年03月30日

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四人姉妹の恋もいよいよクライマックスを迎えようとしている。すずは風太と、幸はコーチと、佳乃は課長と、千佳は店長と、それぞれお互いの心を確かめようとしている。ときどき挟まるマスターなど熟年の言葉が、しみじみと人生を感じさせる。妊娠したらしい千佳が気になるが、四姉妹の幸せを祈らずにはいられない。

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2016年02月07日

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