あらすじ
不妊治療のリアルと人間ドラマに反響!
「ヒト受精胚」は生命として
定義されていないーー
夫との離婚を機に、
胚凍結の継続か廃棄かを迫られる患者。
一人で育児と不妊治療を
こなさなければと奮闘するが
追い込まれていく彼女に、
水沢そして一人娘・ミミが歩み寄る。
胚は患者にとって生命か否かーーー
「胚は私にとって大事な大事な生命であり、希望です。」
そう語る患者の出した答えとは!?
その他、「原因不明の流産・非着床」「PGT-A」についても収録!
不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの医療ドラマ!!
メディアでも話題沸騰!漫画賞続々入賞の超話題作、第6集!!
感情タグBEST3
不妊治療の苦しみによりそう
胚培養士という職業があると知って興味をみって読み始めた本シリーズ。
結婚するもしないも、子どもを持つ持たないもの個人の選択があってよい。
でも欲しいと思った時になかなかできない苦しみ。
苦労したのによい卵がとれない。卵が正常に発育しない。胚を戻しても着床しない。などなど…もちろん男性側の不妊原因も描かれる。一つの命が無事生まれてくるのはどれだけの奇跡の積み重ねなのだろうと思ってしまう。
不妊治療でどのような医療処置が行われるかとともに、不妊治療を受ける人たちの心を繊細に描くこのシリーズ、今後も新刊が楽しみです。