「己の価値は己の手で作り出してくもんじゃ」
日本文明が崩壊し、大和・武鳳・聖夷の三国が争う戦国時代真っ盛りの大和暦57年。
大和の愛媛郡で生まれ育った三角青輝は、日本を再統一し、泰平の世を築くことを目指して、大和の首都である大阪の「登龍門」へと向かう。
大志を抱く彼が見るのは遠い先――。
この作品は、青輝が自分の知識を己の価値にして、奇才軍師として名を馳せるまでの伝説を描きます。
青輝の同期・阿佐馬芳経(ツネちゃんさん)をはじめとして、個性強めなキャラクターたちの大暴れにドキドキハラハラが止まりません。
テンポの良い関西弁やシュールなコマには思わず笑うこと間違いなし。
歴史・戦記ものに馴染みのない方でも、ぜひ挑戦していただきたい作品です。
思わず息をのむ第一話からは、青輝の勇気と覚悟を感じられるでしょう。
『日本三國』の世界観を、じっくりとお楽しみください。
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Posted by ブクログ
腐敗した世界に揉まれながらも芯の通った青輝には清々しさを覚える。
見え見えのフラグはかえってミスリードではと希望をこめて邪推したが、残念(泣)
各人物のモチーフを推測するのも楽しい、青輝・光秀とその部下・芳経みな素敵なので、他のキャラの登場が楽しみ。
舞台設定、嫌すぎる未来だがシャレにならないのは現実のせい……
Posted by ブクログ
気になっていたが、何度もおすすめの表記をみて4巻まで一気に購入。
鬼才軍師と成長すべく登龍門した三角青輝、ライバルの阿佐馬芳経は武道派であり途中で命を落としそうな感じ。