【感想・ネタバレ】日本三國 4のレビュー

「己の価値は己の手で作り出してくもんじゃ」

日本文明が崩壊し、大和・武鳳・聖夷の三国が争う戦国時代真っ盛りの大和暦57年。
大和の愛媛郡で生まれ育った三角青輝は、日本を再統一し、泰平の世を築くことを目指して、大和の首都である大阪の「登龍門」へと向かう。
大志を抱く彼が見るのは遠い先――。

この作品は、青輝が自分の知識を己の価値にして、奇才軍師として名を馳せるまでの伝説を描きます。
青輝の同期・阿佐馬芳経(ツネちゃんさん)をはじめとして、個性強めなキャラクターたちの大暴れにドキドキハラハラが止まりません。
テンポの良い関西弁やシュールなコマには思わず笑うこと間違いなし。
歴史・戦記ものに馴染みのない方でも、ぜひ挑戦していただきたい作品です。

思わず息をのむ第一話からは、青輝の勇気と覚悟を感じられるでしょう。
『日本三國』の世界観を、じっくりとお楽しみください。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

展開早っ。そしてそれを達成するため、文字多っ。でも、練り込まれた世界観は相変わらず凄い。横山三国志60巻、くらいのノリでじっくり描いて欲しいけど、歴史ものに対してこっちは完全に独創の産物だし、タイパが強く求められる昨今、なかなか難しいんだろうな。でもやっぱ、長く深く読んでたいな、と。

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

復讐に端を発していたものの、桜虎のカリスマや弥々吉の忠誠、アテルイやムウトンの活躍など、個性豊かに駆け抜けていった聖夷征西。
青輝の大和帝拝謁は気持ちよかったし、帝の決断に龍門の人徳の大きさを思った。
ツネちゃんさんも殿の大役を果たして、期待通りお留守番の活躍を見れて嬉しい。
賀来の死は痛手だけど、「なんとかなりそう」と思わせる。

と、ここまでの感動を全てひっくり返す平殿器の横暴!!!

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えっやっと聖夷との関係も平和的に終わったと思ったのに。
まさかの 平 殿器の策略にて龍門、辺境将軍隊が投獄されるとは。


今後の展開が気になる!

守山金汰 うまく使われたな。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

 日本が3つに分裂し互いが争う三国志のような世界観を想定した立志伝。主人公の三角青輝は、のちに奇才軍師と呼ばれる男。どんな知略でのし上がっていくのか、国を支配する皇族、貴族の戦いと、合戦、そして軍師の駆け引きという戦闘シーンだけでなく、知略対決に主軸を持った合戦漫画である。
 架空の世界nため、設定を理解していくのが若干面倒だが、そこさえ乗り越えると一気に物語がスピードアップしていく。続きに期待。

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2024年02月05日

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