あらすじ
「俺の嫁になれ」
見捨てられた落ちこぼれ術者は、傲岸不遜な若き当主に愛される。
契約結婚から始まる、大逆転劇。
遥か昔から、5つの柱石により外敵から護られてきた日本。
18歳の一瀬華(いちせ・はな)は、柱石を護る術者の分家に生まれたが、幼いころから優秀な双子の姉・葉月(はづき)と比べられ、虐げられ続けてきた。
ある日突然、強大な力に目覚めるも、華は静かな暮らしを望んで力を隠し、自らが作り出した式神たちと平和な高校生活を送っていた。
だが新たに本家の当主となった、傲岸不遜だが術者として強い力を持つ男・一ノ宮朔(いちのみや・さく)に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。
期限付きの契約嫁となった華は、様々な試練に見舞われながらも、朔の庇護下で本当の自分の姿を解放し始めて――?
「お前が幸せであるよう夫としてできるだけのことをする。だから俺のそばにいろ」
大ヒット『鬼の花嫁』のクレハが贈る、新たな和風恋愛ファンタジー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「鬼の花嫁」と同じくクレハさんが書いた小説ですが「鬼の花嫁」の主人公と全く性格が違う主人公なので迷わずどんどん自分で進んでいってしまう子なので笑いながらラブストーリーが進んでいきました。(笑いの方が多いです。)
Posted by ブクログ
華の学校帰りに
朔があの手この手で待ち伏せをして
嫁になれ!ならない!の押し問答に笑った
朔は華を逃す気さらさらない!
華のことを隅まで調べて
就職のことも手をまわそうとしてる。
契約結婚をすることに華が同意した
その日には契約書と婚姻届が準備されてて
華がサインするだけって
朔はとことん抜かりね~。
❥❥❥❥❥❥
華が朔が住む本家に
移り住むようになってからも
波乱は度々起きるんだけど
朔が何とかしてくれるからって
隠してた力を発揮していくようになるけど
華が本当に朔を信じてないとできないこと。
それに分家での境遇を考えたら
華の立ち振舞いは水を得た魚のようで
何だかんだ華と朔の結婚良かったんじゃない?
契約の根本にあった護石の結界が安定してきて
これで華と朔の結婚は解消かなって思ったら
その前にあった契約条件の変更諸々の時に
「離婚には応じない」の文言が追記されてて
ちゃんと確認しなかった華もだけど
「不服がある場合は3日以内に申し出る」まで
ちゃんと追記してある辺りは
やっぱり朔は抜かりないって思った。
契約結婚から恋愛結婚になっていくのは
予想しててやっぱりねって思ったけど
それでも朔の華へのアプローチは
読んでてもキュンキュンする。
双子の片割れが冷遇されるお話は数あれど、ここまで明るく逞しいヒロインは珍しく痛快だ。
式神とのやり取りも、華と朔の夫婦漫才(笑)も、会話すべてが面白い。互いの家族の在り方に違いはあるが、葉月も望もきっとおこちゃまなんだよなぁ。
神をも味方につける華。カッコ良すぎる!
主人公が可愛くて逞しい!
ずっと虐げられてきた華。その能力を見出されて活躍するというのはよくある話だけど、華が逞しく描かれていて楽しい!
式神達とのやり取りも面白いし、これから信頼できる人たちといっぱい幸せになって欲しい!
これはこれで良き。
同じ作者の別作品と似たような世界観だとは思うけど、ヒロインがかなり対照的で、こちらの方が好みだった。
散々虐げられて育った華と蝶よ花よと愛でられ優遇されて育った葉月。その立場が鮮やかに逆転し、両親にたいしてもざまぁな展開。
でも、何よりも自分の意志を強く持ち、ただ守られるだけではない華の人間性がこの作品では生きていると思う。とはいえ、この先の朔との関係の行方もきになるところ。既に夫婦なのだから、あとはこれがどう発展するか…。次巻が楽しみ
Posted by ブクログ
顔 が 極 上
もうこの言葉+権力&実力があれば性格などアクセントに過ぎないのでは?と思うくらいに力押しな印象。
もっともヒロインの能力もだいぶ力を持っているが故の力押しな感じはあるのでお似合いな感はある。
痛快!
「鬼の花嫁」の作者様と同じ方であちらは私にはイマイチだったのでどうしようかと思いましたが、
試し読みと表紙が綺麗だったので購入しました。
こちらの方がヒロインが能動的に動くタイプで、なんだかんだで力でねじふせちゃうところが痛快で面白かったです。
できの良い双子の姉と才能がないと蔑まれていた妹。
力に目覚めてから良いように利用されるのが嫌でひたすら力を隠していたヒロイン。
まぁ、うっかり力がバレちゃったり、うまい話に軽くのせられちゃったり、
ちょっと考えが浅はかなところが逆に笑えるし、その底知れない力は頼もしいです。
想いはまだ朔から華への一方通行だけど、朔がぐいぐいおしているので華と結ばれるのも時間の問題かな。
朔と華&式神たちのやり取りが面白いし、最強のもふもふまで加わって今後が楽しみです。
とても魅力的な華と朔
双子の姉に親からも比較され、残り滓とまで陰口を言われていたのに、ある日突然力が覚醒して、、というスタートは、ある意味よく見かけるパターンです。でも、この作品は、人物がとても魅力的。これから、華の実家との確執、特にこれまで己を殺して親の期待に応えてきた姉と華ちゃんとの関係はどうなっていくのか、作者さんにおおいに期待しております。そして、朔と華、二人の関係性も楽しみに見守りたいです。
広告の漫画版が気になって、まずは漫画を買う前に原作の小説読んでみようと思って読んでみました。
面白くて一気読みしてしまいました。
「鬼の花嫁」であった違和感は全くなくて、読みやすかったです。
漫画が先
漫画を読んでから気になったので購入してみました。
他の方のレビューにもあるとおり、さくさく読め楽しかったです。
色々もっと詳しく知りたい!というところがあるので、2巻も買います。
設定が似てるけど…
鬼の花嫁も読んでいたので、家族構成がとても似ています。内容は似て非なるもの…と言うのでしょうか、うん。似てる。けどなんか違う。サクサクと読めておもしろかったです!一気読みしました!続きがたのしみ!本当の夫婦になれるかな??
他の方もレビューに書かれてますが、まずはとても読みやすいです!
最初は力が弱くて虐げられていた主人公に心が痛みました。でも、諦めというか悟りというか、(作中では自分で性格悪いと言ってますが)いい性格にたくましく育ってて、読んでて気持ちよかったです。
ヒーローとの掛け合いもテンポ良くて面白いです♪
5石というからには他家も出てくるのかな?
続きが楽しみです。
読みやすい
コメントしてるかたもいましたが非常に読みやすいです。挿絵はありませんが軽快でサクサク読めます。是非続編を読みたいです。家族とか両親はもちろん、兄とかと和解とかしなくていいからもっとショックを受けてほしい笑。きちんと華の実力を知って悔しい思いをしてほしいです。葉月とは少しでもわだかまりがとけたらいいな〜と思ったり。思った以上に華がいい性格で面白かったです。読んでて安心して楽しめる作品でした。
Posted by ブクログ
ライト過ぎてどんどん進みます。結婚反対してた義母とか、えもう認めるんだ、だし、やはり障害だった義弟とか、お兄ちゃん好きだっただけなんだよーとか。ある意味潔い展開で良し。
不思議な力を持つ術者の話
ヒロインがとても可哀想な育ちなのに、ポジティブでとても好感の持てる頑張り屋さん。ヒーローも、ヒロインを大事にして2人で力を合わせて頑張るお話がとても面白くて続きが早く読みたいです。
クレハはやっぱいい
見えざる世界と不思議な力にハラハラドキドキで面白い。
今後の朔と華の関係がどうなるのか気になるし、これからも二人を応援します。
Posted by ブクログ
家族にも、妹にも見放されていて、本人も別に誰にも期待せずに、自分は自分、と、学校を卒業したら、ひっそりした生活を送ると決めていて、力が覚醒したことも家族に隠して生活している華は、本当に個性の塊でした。かなり私は好きな性格でしたね。自由奔放でさばさば系ヒロインに好感が持てました。本家の当主一ノ瀬朔に対してもずばずば気にせず、彼女にだんだん惹かれていく朔が印象的でした。2人の関係性や、周りの関係、それが徐々に変わっていく過程がすごく爽快で楽しかったです。
匿名
あっさり痛快
さっぱり読めて楽しい。
主人公のさばさばしつつ、ビミョーに抜けてる性格なのが、親近感が湧くし、軽やかに読める。
主人公と朔の掛け合い、かなり面白いです。
Posted by ブクログ
Tさんのお勧め。
かなり荒っぽい。
内容がヴァイオレンスということではなく、展開が。
日本を支える柱石を、妖魔から守る力を持つ術者たち。
その家系に生まれた双子には、明らかな力の差が存在していた。
力のある娘、葉月は両親に期待される一方、
力のない娘、華は離れで一人で暮らす日々。
だが十五歳の誕生日に華は突然力に目覚め、
しかしそれを表にあらわすことなく平凡な生活を送っていたのだが…。
いきなり本家の当主に力を見込まれて契約結婚することになる、あたりは、
お約束的展開だから良いとしても、
力に目覚めた後の経緯はすべて飛ばして人形の式神が2体登場するとか、
結婚に反対していた当主の弟や母親が力を認めたとたん態度が変わるとか、
たたり神になりかけていた山犬を救ったら式神になってしまったとか、
話が飛びすぎる。
地道な努力や繊細な気持ちの描写は無い。
マンガ化するための作品といったところか。
Posted by ブクログ
友達に勧められて初めてクレハさんの本を読んだ。読みやすかった。華の性格、考え方がよかった。「だって悲しいではないか。見てくれないと分かっているのにすがりつき、いつか見てくれることを願い続ける。振り向いてくれないことを薄々分かっていながら‥。それのなんと惨めなことだろうか。華はそんな自分は嫌だった。もっと自由でいたい。誰にもはばかることなく自分の好きなように生きたい。誰かの言葉や態度に一喜一憂するなんて馬鹿みたいだ。ちゃんと頑張った自分を褒めてあげたい。他の誰が認めてくれなくとも。自分だけは‥。」という所がすき。
Posted by ブクログ
優秀な姉と常に比較される妹の華。辛い思いもするが、そういったしがらみから自分の心を切り離す華。
読んでいて気持ちいい。誰にたいしても物怖じしない華が輝いて見える。
でも、こんな生き方を選べたのは、ある日突然周りの誰をもしのぐ強大な力を得たことによる余裕があるからかもしれない。
続編が楽しみです。
Posted by ブクログ
出来の良い姉妹と比較され、家族から虐げられた少女が幸せになる物語。なんだけど、この主人公は悄然として自分の境遇に甘んじていない。
時期は遅くてもとてつもない才能が開花したことや、持ち前の気の強さみたいなのもあったのかもしれないけれど、両親にたいては何の未練もなく関係を切って振り返らないところがとても好ましい。
唯一、主人公の姉が主人公に対して優しさを持っている状況なのが辛い。そんな悪い子じゃなさそうだし、和解や救いがあると良いね。
マンガに続き購入。
とてもテンポ感よくサクサク読み進められました。本気になった朔がどう落としにかかってくるのか楽しみです!朔の元カノ事情とかちょっと興味ありますね。
Posted by ブクログ
コミックCMで気になっていた原作
シンデレラストーリー、異能の持ち主
バトルモードありwww
展開が良かった!
忙しい中で頭を癒す楽しい物語でした♪
うん、これは女の子夢中になるかも
Posted by ブクログ
途中までおためしマンガで読んでいたのでサクサク読めました。これくらい主人公が強めだと良いですね。虐げられ系は読んでるこっちも辛くなってくるので。
かなり軽めなので、もしかしたら、しっかりめのお話が好きな方には物足りなく感じるかもしれません。
ただ、軽めな分、とても読みやすかったです。
ストーリー自体もスカッとして面白かったです。
続きも読みます。
Posted by ブクログ
コミカライズされている作品で読みやすいかと思って手に取りました。読みやすさはありましたがノリはコミックを小説化したようなテンポで人物や風景、間などの描写が少なく感じました。俺つえー系主人公なのでそこで好き嫌いが分かれそうな気がします。
Posted by ブクログ
小4大好き!シンデレラストーリー!
能力が無いと、家族から蔑まれていた華は15才の誕生日に能力が覚醒。しかし、隠して生きていたが、一ノ宮の当主、朔に気づかれ契約結婚を迫られる。
報酬に目が眩み契約したが、結局は華に惚れた朔に、離婚はしない!俺を好きにさせてみせると言われる。
朔と華の掛け合いが面白い!妖魔との戦いはまだまだ本番じゃ無いけど、これからも楽しくなるかな⁉️
Posted by ブクログ
ピッコマで漫画の1巻が無料だったので読んでみて、面白そうだったので、続きが気になったのもあり、小説版を購入してみました。
キャラクター文庫(詳しいジャンルがわからないので本屋さんの棚の分類です)は昔から大好きで、大学生になった今でも時々読みたくなります。まあ社会人になってからも読んでる未来が想像できますが...( ̄▽ ̄;)
今作は、主人公が本家の当主より強いかなりのチートキャラで、設定は盛り込みすぎな気もしますが、メインはやはり2人の恋模様。2巻と3巻も既に出版されているみたいなので、今後の2人の夫婦関係がどうなるのか楽しみです。
何気に序盤の「子の頑張りが分からぬ親など捨て置きなさいませ」という言葉が1番ささりました。私はこの言葉によって突き動かされた後の、(自称性格の悪くなった)華の方が好きです(^^)
Posted by ブクログ
一言で言うと、クレハ先生の作品の中で一番面白いストーリー展開になっている気がした。
鬼の花嫁とは一味違った面白さがあって、主役の華の性格が読んでいて、気持ちが良いくらいにサッパリしていて、どこか自分に似ているような気がしてならなかった。
読みながら本の世界に吸い込まれていくような感覚があった。
式神の葵と雅はかわいいキャラクターをしているし、華の式神であるあずはも華の強大な力のおかげで話せるようになるという設定が面白い。
本を読んでいると当主の朔よりも華の方が力が強いのでは?と錯覚する。
犬神様が出てくる頃より物語に引き込まれていくのを感じた。
もっと続きを読みたいと思わせてくれる作品だと私は思う。
朔と華、朔のお母さんやお父さんの存在もまた気になる。
葵と雅、あずはの他に嵐も加わって、華は式神に囲まれていて凄いことになっているけれど、今後も増えていくのかと思うと、ワクワクが計り知れない!
おつむが足りていないのは事実
漫画版の広告を見て気になり調べてみたら、悪い意味で“あの”『鬼の花嫁』と同じ作者さんだったようで買うかどうか迷いました。あのお話、私には合わなかったので。
他の方のレビューを読んでも、家族に対するざまぁが無さそうだし。
あと、このヒロインの考えが足りないのは事実のようです。
覚醒してからの実力をみせたら、掌返しという胸糞対応されるだろうから嫌だ?
あのさ、実力を見せる事で牽制になって貴女の友達を守ることにもなるって解らないの?
むしろ、隠していたからこそ被害にあったよね?馬鹿じゃないの?
そんな事も解らないなら、友達なんて作るなよ!無責任すぎる!ずっと一人で孤独に生きていけよ!すっごい中途半端な馬鹿女で、読んでいて怒りが湧いてきました。
しかも、術者とは関係なく生きていくと言いつつも、本家系列の企業に務める気だったみたいだし、それって自立と言えるか?作者の考えも甘くない?
しかも、授業も寝ていた?
術者として生きていかなくても、身を護るためには必要な内容だったんじゃない?そんな事も考えられないなんて、本当に救いようがなくてこのヒロインを好きになれる要素が皆無なんですよ。
掌返しの話に戻りますが、実家を出る時に全ての式神を家族に見せて驚愕させてから「これを期に実家とは縁を切る」と宣言し、それを周知させれば良かったのだと思うの。
そうしたら掌返し封じにもなるし、擦り寄りも許されない立場になり、実家は落ちぶれていくでしょう?
合わないだけだろうと言われればそうかもしれませんが、どうもこの作者さんは話の作り込みが甘くて、読んでいてツッコミしか出てきません。