あらすじ
幼い頃より虐げられてきた少女・華(はな)は、強い術者の力を隠して生きてきた。
だが本家新当主で、美しく強力な結界師である一ノ宮朔(いちのみや・さく)に迫られ、華は契約嫁として日本を護る柱石の結界強化に協力する。
期間限定の契約結婚のはずが、なぜか朔から気に入られ、結婚は解消できずにいるままだが、華は朔のおかげで本来の自分を取り戻し始めていた。
そんな中、術者協会に侵入者が発生し、いくつかの危険な呪具が盗まれてしまう。
朔との離婚を華に迫る二条院家の双子、桔梗と桐矢も現れて、新たな波瀾の予感が……。
大ヒット異能×和風恋愛ファンタジー、待望の続刊!
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Posted by ブクログ
妖魔が華や葉月が通う黒曜学校に現れて
他の生徒を守るために
ついに華が黒曜学校でも隠してた力を発揮した。
落ちこぼれとか散々な言われようだったのに
華の力を知った途端の
周りの呆気にとられたような反応とか
掌を返したような評価の変化には笑った。
教員が何人集まっても難しい学校の敷地全体を囲う結界を華ひとりで出来てしまうし、
人形の式神を複数持ってるのを知ったら
学校中の誰もが驚いただろうなぁ。
それだけの力を
誰にも気付かれることなく隠してた華って
何者だよ?って思った笑
でもこの一件があったから
葉月との関係も良い方向に向かい始めて
これはこれで良かったんじゃない?
華と葉月が双子の片割れとして
心どこかで気にしていて
兄弟や双子がいるって良いなぁと思った。
どれだけいがみ合ってても
一番近いライバルなんだろうなぁ。
自分本位な毒親だなぁほんと。葉月は葉月で自己犠牲がすぎる。和解には至ったが何だかこっちはモヤモヤも残る。その点華は潔く強いなぁ。ますます好きになった。
陽気な式神、なんだかんだ上手くいってる朔との関係性。大きな事件ありで飽きのこない面白さ。次の楽しみだ。
葉月が華を思っている、ねえ・・・
一巻の葉月の言動を見てると疑問なんですよね
え
だって、華に向かって「落ちこぼれ」って言ってたし、朔と結婚した時も「華なんかが」って言ってた。つまり、葉月は華を完全に見下してるってことでしょ。それのどこが思ってるの?
葉月も最初は華を養子に出したくなくて、華と一緒にいたくて頑張ってたんだろうと思う。でもあの毒親に感化され、人型の式神を持ってるってことでまわりに一目置かれてちやほやされて、変わってしまったんだろな
しかし、どの面下げて言うのかなあ、「ずっと無関心だったくせに」とか「一ノ宮に行って一瀬のことは捨てた」だの
端から見たら葉月も華のことには全く無関心に見えるんだけど
ま、でもなにはともあれ仲直りしたわけだから、これからは姉妹仲良くしていけるといいな♥
Posted by ブクログ
クレハさんの小説は何本か読ませてもらっているけれど相変わらずの「ざまぁ」からの「甘々」で面白かったです。
あと毒親を書くのがめちゃくちゃ上手い。トラウマレベル。
雅ちゃんが等々鈍器を手に入れていてめちゃくちゃかわいかった。
Posted by ブクログ
面白かった。
新たな登場人物。
華を敵視したかと思いきや、華と仲良くなったことで朔大好きから華大好きに。
最後の最後でやってくれたな華。
葉月とも昔のように仲良くに戻れてよかった。
いいねいいね~
華の実力も徐々に周囲に明らかになって、
何より葉月とちゃんと和解できたのがスッキリしました。
これから葉月も一緒に暮らすとなると、色々面白そうだし楽しみです。
今回も楽しめた。
1巻に続き、今回も華の自由な感じがたまりません。
地位や名誉に動じないところ、好感度大です!
朔との関係もなんだかんだ言って良好。
華は秘めていた力を出すことにより、仲間が増えてきたし、次回はどうなるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
一輪華の2巻目。
双子の娘のうち、出来損ない(だと思っていた)の娘が本家の嫁になったものの、
かえって分家の自分たちの立場が悪くなったからといって、
優秀(だと思っていた)な娘の方を力の強い分家に嫁にやろうとは、
あまりにもありきたり。
危険な呪具が盗まれる一方、
別の分家の双子(また⁈)が朔との離婚をせまってからんでくる。
離婚すれば三十億円という金額に目がくらむ華。
葉月も華のことを思って行動していたことがわかり、
仲直りができたのは良かった。
前作での契約で海の見える別荘をもらったものの、
退治しないといけない妖怪ホイホイだったのには笑えた。
楽しかった
華が実力を公開した話。
華のまわりは良い人たちで溢れててよかったね。
姉妹も和解できたし、問題も解決できたし、スッキリした巻でした。
このあとも楽しみです
面白い
クレハ先生の作品は、ドキドキ、ハラハラと読みごたえがあります。華が自分の力を隠して普通に生きていきたい気持ち凄く分かる。でも人を護ることは忘れず自分の力を過信せず暖かい人だと思う。神さままで華の味方に付いて華の人間性だと思う。次作楽しみです
華ちゃん大活躍!
華めちゃ強いんだね、それ以上に強い朔って一体…。華には早く朔の気持ちを受け入れてもらってもう一歩進展してほしいところ。次巻も楽しみです!
変わらず面白く読みました
前巻に引き続き面白かったです。たった一人で自分の運命と闘ってきた華だけど、ここにきて仲間が増えましたね。特に、もう分かり合えないかと思われた葉月と、また手を繋ぐことができて本当によかった。その代わり華の能力がバレてしまったけど、それで嫌なこともたくさんあるけど。まぁ、これからも朔と仲良くして下さい。
凄くテンポが良い
話のテンポが良いので、飽きずにスイスイ読めてしまう
挿絵はないのに、表紙のイラストと文章だけで、
場面展開を容易に想像できるのも、秀逸だなと思います。
双子の親がどうしようもないくらい、ダメなので、
そこはすごく感情移入できるし、2巻の結末はすごくよかったね~と感じられるもので、
3巻の展開がどうなるのかすごく楽しみ。
Posted by ブクログ
小4大好き!シンデレラストーリー!
今回は呪具が盗まれ、学校が襲われ、華の力もみんなに知られる。
一方葉月は親の支配を受けて、意に沿わない結婚を強いられそうになったが、華と和解し、華に助けてもらう。
朔と華の掛け合いも面白いが、嵐のモフモフ感とズレた意見が最高!
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
お姉さんの事、隠していた力の事、徐々に進展が見られます。
また、新たに双子が登場し物語が面白くなってきました。これから楽しみです。
それにしても術者協会に侵入者があって、重要な呪具が盗まれるって、大丈夫なのか?
Posted by ブクログ
朔と華の心の距離が少しずつ近づいていく雰囲気が話を読み進めていく中で感じられて、とてもロマンチックで素敵だった。
華の性格が少しばかり、私に似ているような気がして、自分が本の世界に入り込んだような感覚になった。
華はお金好きなところが面白みがあって笑ってしまうけど、よく言えば欲望に素直な子で気持ちが良い位だと感じた。
強い力を隠しているのは平穏に暮らしたいと願う思いからのこと。
私も同じで、ただただ平穏平凡に暮らしたいと思う。気持ちの中での今だからこそ華と被るものを感じた。
二条院家の双子の桔梗という女の子は、最初は朔のことが好きで華に対して、敵対心むき出しだったけれど華の結界師としての力を認めることとともに、端に対する敵対心もなくなったところが潔い。
双子の華の姉である葉月との関係も最後には子供の頃のように仲良しの2人に戻れたようで、本当に良かったなと、読み終わりのラストにはホッコリとした気持ちになれた。
Posted by ブクログ
華と妹の葉月が丸くおさまって、二人揃って毒親の下から離れることができたのは良かったし、安心した。葉月の尽力が華に伝わってよかったね。
とはいえ、ストーリーの主軸があまりにもあっさり解決してしまい、読み応えがない。
次巻も読むつもりではあるけれど……。