【感想・ネタバレ】世界の歴史(12) ヨーロッパ再編とアメリカの台頭 一八六〇~一八九〇年のレビュー

あらすじ

三つの「革命」の衝撃は数十年のうちに世界全体に及び、各地域、各国で異なる反応を引き起こします。アメリカの南北戦争、国民国家イタリア、ドイツの成立、ロシアの農奴解放、オスマン帝国や日本における憲法制定などなど。国ごとにバラバラに生じているように見える事象は、三つの革命への対応という意味で、深いところではつながっていました。横のつながりに注目して当時の世界の動向を把握してみましょう。

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Posted by ブクログ

民主党はロバ、共和党はゾウ。
それぞれどうしてそれらの動物を選んだんだろう?

昔のヨーロッパは国土が飛び地状態なことも多かったので、最初のパレスチナ分割案もパレスチナ側の国土が分かれていたのかな?
あれはたぶん、パレスチナ人の村が比較的多い地域で分けたらあんなふうになったということなんだろうけど。

「ロシアは大改革で経済が成長し、ブルジョワジーが台頭し始める。
一方で公営の専制政治による圧政に対し、インテリゲンツィア(知識人)と呼ばれる高等教育を受けた批判層が現れ、1874年をピークに農村に出向き、改革の必要性を訴えるヴ=ナロードを掲げた運動を推し進めた。

この運動を行った人々はナロードニキと呼ばれた。
しかし、改革に無関心な人々、特に保守的な農民たちにその思想は伝わらず運動は失敗。ナロードニキらの中には失意によりニヒリズム(虚無主義)に陥るものもあらわれ、さらに暴力や恐怖で社会を変えようとするテロリズムが台頭してくる。
その中から、皇帝アレクサンドル二世の暗殺を計画する一派も生まれ、皇帝は何度も暗殺の危機にさらされた。」p.165‐166

アヘン戦争後に清では自国でアヘンを作るようになり、銀で購入することは減っていた。

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2024年06月20日

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