あらすじ
帝国の覇権を狙って、門閥貴族との対決に乗り出したラインハルト。一方のヤンは、ラインハルトの使嗾で起こったクーデターの鎮圧に忙殺される。帝国と同盟、両国の内戦の結末は? 大人気スペースオペラの第二巻。
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何度読み返しても飽きない
一言でいうと名作というのとになるのでしょうが、何年経っても色あせない、何度読み返しても面白い作品だと思います。お勧めです。
帝国と同盟が同時に内戦突入
●帝国と同盟で同時発生したそれぞれの内戦を描く。●帝国はラインハルト麾下の名将達、才器抜群の副官キルヒスアイス、鬼謀の軍師オーベルシュタイン、知勇兼備の名将ミッターマイヤーとロイエンタールといった将星の活躍が眩しい。一方、同盟はヤンが諸葛孔明のような一人舞台で魅せる。●ところで、著者は皆殺しの田中の異名を持ち、物語が進むたびに主要登場人物を次々とヤっていく癖がある。本巻でもきっちりヤってくれた。通勤電車内で本を読んでいたのだが、関連シーンで泣けてきてしまい、車内の苦笑じみた目が痛すぎである。
誰がための勝利
「たがため」って読むんだ・・・初めて知った。
「悪」の民主主義に立ち向かう「正義」のテロリズム。
「悪」の専制君主に立ち向かう「正義」の復讐。
正義と悪の2極論で世界は変わらない。
痛切に感じた巻でした。