感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
懐かしい時事ネタ
重箱の隅をつつく勢いであらゆることにネガティブを見出す男性教師と彼の受け持っている生徒たちが巻き起こすコメディ漫画第三巻。
*外出先から戻ってきた糸色先生は家に妹の糸色倫(いとしきりん)と執事の時田がなぜかいるのを見て驚く。
きもだめしをしようと思っていると糸色先生に言う倫。
先生は生徒たちを集めて古今東西の気持ち悪いものを集めて気持ち悪がるキモイだめしをすることになるが……。
*高校の図書室で本を読んでいる二のへ組の久藤はカフカから本の虫だね、と言われる。
ありとあらゆるものを読んでみたいという久藤に対して、そこへ通りがかった糸色先生が「どす黒く卑しい自分の心まで読むつもりか」といつものネガティブを発揮する。
読むつもりがないと言った久藤に安心して一冊の本を手に取った糸色先生はそこに差し込んである貸出カードに彼の名前があるのを見つけて、やはり心を読まれているという不安に駆られる。
あんなにたくさんの本を読んでいるので森羅万象のすべてを読めるに違いないと思い込んだ糸色先生はドツボにはまっていく……。
糸色先生の行き過ぎたネガティブと生徒たちの明るさのミスマッチがいい化学反応を起こしていて面白かった。
あそこまで勢いがあるとネガティブでも一周回ってポジティブにも見えてくるからそこがまた笑える。
匿名
あっさりした絵柄に見えて繊細な絵、和服がいいですね~。キモイだめしの浴衣姿がかわいかった、でもキモイが勝る…。
絶望写真館の先生のコメントがなかなか厳しい(笑)
アニメ
アニメにもなった作品です。
アニメと原作を読み比べるのも楽しかったです。
校内、校外問わずますます磨きがかかる先生のネガティブ授業が最高でした。