【感想・ネタバレ】NHKさかのぼり日本史(2)昭和 とめられなかった戦争のレビュー

あらすじ

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。満州事変から敗戦までの十五年、政府と軍部が繰り返した“誤算”とは。戦局拡大の要因を、マリアナ沖海戦・サイパン陥落(1944年)→日米開戦(1941年)→日中戦争(1937年)→熱河侵攻(1933年)の指導者たちの姿に見る。
■著作権上の契約により、印刷版に掲載されている図版は、掲載しておりません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

NHKのEテレで放映しているさかのぼり日本史の第二巻です。
満州事変から敗戦までの歴史を東大の加藤陽子教授が解説しております。
4つ上げたターニングポイントの中で、一番のポイントはマリアナ沖海戦・サイパン陥落(1944年)だと思います。この時点で戦争をやめていれば、原爆も沖縄戦も空襲もなかったと思います。

あとは、満州事変の時に、東大生の9割が戦争を肯定していたという事実にびっくりしました。石橋湛山のような意見が少数だったのですね。

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2012年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さかのぼりの技法がとても生きている巻であると感じた。
サイパン陥落が太平洋戦争敗戦に関する重大な事実であったこと、そこにおける決断を逃した理由に、決断すべき人々の幼少期の経験が少なからず影響しているであろうことなど、なるほどと感じることが多く、いろいろと考えながら読み進めることができた。

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2012年11月04日

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