【感想・ネタバレ】NHKさかのぼり日本史(5)幕末 危機が生んだ挙国一致のレビュー

あらすじ

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。動乱のなか、新たな国家目標「王政」と「公議」は、いかにして生まれたか。王政復古の大号令(1867年)→第二次長州征討(1866年)→桜田門外の変(1860年)→ペリー来航(1853年)の日本史上最大の“革命期”を活写する。
■著作権上の契約により、印刷版に掲載されている図版は、掲載しておりません。

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Posted by ブクログ

幕府がどのようにしてペリーの外圧に対処し、それにより、日本は明治維新への道を歩んでいくことがよくわかる。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

内容は、「挙国一致」を軸に、「公議政体」や「公議・公論」が形成していく過程を描いたものです。

また、三谷氏の著作『ペリー来航』(吉川弘文館、2003年)で紹介された、ペリー来航以前の幕府による情報把握なども触れられており、専門以外の方には非常に新鮮に感じられたのではないでしょうか。


一つ問題なのは、幕府側の研究動向(cf:幕長戦争時の幕軍軍備など)をもう少し踏まえて述べないといけないのではないでしょうか。
幕末維新史の通史としては、近年の研究成果がきちんと踏まえられている一冊です。

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2012年12月27日

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