あらすじ
ついにカルミアンの母星に到達したセレスを超銀河団諸族の巨大艦隊が待ち受けていた。メニー・メニー・シープの未来は、どこに? 今世紀最大最高のSFシリーズ、万感の完結篇。3カ月連続刊行!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
完結篇が始まった……大スケールの宇宙戦争は想像が追い付かないです。
二惑星天体連合軍艦隊(2PA)とエンルエンラの戦闘凄かった(「煙羅煙羅」って変換出てきたけどこれ煙々羅なのかぁ妖怪の。地獄の業火説あるので硫黄の竜なのかも??)。
エンルエンラやらが属してるおとめ座超銀河団諸族。おとめ座超銀河団ならこういうのも居そう、というリアリティがあって良いです。
セレスが太陽系を離れてからの300年間、太陽系では何が起こってたかの「第三章 黄昏の眠り」。そんな……息子ジョージのことを思うと父ブレイド・ヴァンディ切ない。
ヨーゼンハイムがルッツだったなんて…いやフルネーム出てたと思うけど覚えられない。槍と籠どっちの人かなぁ?
コルホーネンさん一人で追いかけてきたのか人類を……こっちのAIベッチーはむちゃくちゃ干渉してくるというか、むしろ「我々が連れて行く!」みたいな感じでこれもいいな。
……と思ったら巻ラストでついにノルルスカイン自身が参戦。ミスチフを取り戻すためか。アツい!
ミスン族のリリー、母星女王を超越し始めててここもびっくり。
ミスチフというかオムニフロラの目的もなんだって…!?という感じでした。今まで滅ぼしてきた他の種族は、人類みたいな殖え方してなかったってことなのか?初めてこれやるってことは。。
Posted by ブクログ
ついに最終巻へ。ここに来てチカヤと初期救世群のその後(アオバ!…)、ブレイド・ヴァンディの生き様と2PA艦隊の成り立ちなど。イサリやカドム、アクリラほか主要人物と、MMS人だと自覚したリリーたちカルミアンや、イサリとの会話でミスチフへの自分の気持ちに気付いたノルルスカイン…。ようやく全員が一つのテーブルに座った。過去の様々なヒトビトの想いへと立ち返りながらも「今」は容赦なく進む。いよいよブリッジレスとの戦いへと話が進むかと思いきや、カルミアンの「魅力的な種を生むこと」とは?
Posted by ブクログ
PL 2025.2.28-2025.3.2
コルホーネン、ジニ号の立役者。
そんなの忘れてるよ!
最終巻のPart1。
シグナレスウォー後の、セレス以外の人類が辿った道が明らかになる。コルホーネンとパラスのヴァンデイたちと地球の運命が語られる。
そしていよいよカルミアンもノルルスカインも協力してオムニフロラに抗する闘いが始まる。
Posted by ブクログ
2PA副司令のコルホーネンにより太陽系人類と救世群との戦い、シグナレスウォー以降の太陽系人類の歴史が語られる。
カルミアンはMMS人を自覚し、様々な人種、生命体がダダーのノルルスカインを通して接触する。
物語としては進んでいないが、読者にとっては怒涛の展開。
だんだんと真の敵が見えてきて、ヒトとは何かという根源的な問いが全体を取り巻く。
後少しで完結するとなると寂しさもあるけど、どういう結末を迎えるのか楽しみでもある。