あらすじ
カドム、イサリらは、ラゴスの記憶を取り戻すべく、セレスの地表にあるというシェパード号をめざしていた。しかし、セレス・シティの廃墟に到達した彼らを、倫理兵器たる人型機械の群れが襲う。いっぽう新民主政府大統領のエランカは、スキットルら《恋人たち》の協力も得て、《救世群》への反転攻勢に転ずるが――
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Posted by ブクログ
カドムたちはついにアクリラと再会。ただしカヨに体をいじられてなんかサイヤ人ぽくなって帰ってきた。物語は狭い地下のブラックチェンバー/メニー・メニー・シープから、セレス地表へ、そして一気に広大な宇宙へと。Ⅰ巻で出てきた謎の二人組、ルッツとアッシュの正体が分かったところで大きな場面転換。太陽系から救世群殲滅のために派遣された極大規模の星連群艦隊。救世群はドロテアを使ってカルミアンの母星へとセレスを移動させていたとかもうついていけない。断章、太陽系のダダーとセレスのダダーのやりとりで一応全てが分かるので、すっきりと次へ向かえる。
Posted by ブクログ
PL 2025.2.19-2025.2.21
《救世群》プラクティスたち、つまりミヒルの目的が判明する。そして準惑星セレスは惑星ごと宇宙船となっている。そして太陽系の地球人もちゃんと生きていた。
アクリラがいると場面が引き締まる。
カドムへの想いをあっさり認めたところは、ほんと心を打つ。
Posted by ブクログ
9巻でも新展開…10巻で終わるのかと心配になります。完結してから読んでるけど。。
カドム・イサリとアクリラが合流。長かったな…。
人間の身体に戻りたい救世群はなんとセレス自体を動かしてふたご座ミュー星付近まで持ってきていたことが判明したとんでもない巻だったけど、リリーたちミスン族は帰還できなかったのでまだまだこの辺のいざこざは続きそう。
そりゃ300年かかるな…ドロテア・ワットをロケットみたいに使って宇宙空間を粛々と進んできたんだろ。メニー・メニー・シープは地下空間にあったから外が見えなくて、星自体が移動してても気付かないし。
太陽系人類は生き残っているけど、救世群殲滅のために大艦隊でセレスを追いかけてきてる。また冥王斑パンデミック起こされたら困るそりゃ。。
ノルルスカインとミスチフの代理戦争かと思いきや、大筋はこれなんだろうけどこれだけじゃ収まらない様相を呈してきました。
やっぱり戦争は、どことどこが戦ってるときっぱり判定できないんだなとつくづく思います。巻き込まれたり参戦したり。