あらすじ
夜が明けることのないAG(アンバーグラウンド)という名の地。首都を照らす人工太陽の光も届かない危険な土地で人々のテガミを届ける仕事があった。命を賭してテガミに託された“こころ”を運ぶ彼らを、人はテガミバチと呼んだ!
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手紙の魅力を再確認できる
こころを届けるというテーマで、単なる物理的な郵便配達ではなく、差出人の感情や想いを受け渡すことが物語。命懸けで想いを運ぶテガミバチの姿は感動できます。手紙にはメールでは感じられない温かさを感じるのも確かですしね。最近は郵便代が高いので、あまり書く気になれず残念ですが。
フフッと笑いながら読める場面も多くありつつ、最終的には涙なしには読めない物語。
自身も母である立場で考えると、アヌがラグを「荷物」にした切なさが身に沁みます…
ラグ・シーイング
手紙を運ぶテガミバチ・ゴーシュや、相棒として活動を共にするニッチはもちろん、手紙を出す人や受け取る人との出会いに心が動かされる作品です。
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アニメ版を見ていたら思わず買いたくなってしまった一冊。なぜそう思ったのか。その理由のひとつが多分,「仕事ですから」という言葉だ。この言葉自体は理由を言っているだけで,方向性は無い。受け取る気持ち次第なのだ。自分がどう取り組んでいるのかのリトマス試験紙になる,そんな言葉なのだろう。
ぼくの場合だけど,この作品を読みとくキーワードのひとつが「仕事」。いくつか印象的な言葉を拾って読み直したら,もうひとつのキーワードであろう「こころ」(ほとんどの人にとってはこちらがメインだろう)につながっていっていた。比喩としての「心弾」も興味深い。どんな世界をみせてくれるのか,楽しみな予感がしている。
Posted by ブクログ
少年は、憧れる男の背をおって、大きくなっていくものさ…!
浅田先生、厨房のころから大好きです。
この先生のパンク魂に大きく刺激を受けた青春時代。
ラグは先生のキャラにしては、純粋で泣き虫で、
そして確かな強い意志をもった少年。
そして、とても優しい。
興味深いです。
パンクキャラも出ますが(笑
あと女キャラ陣が可愛すぎる!!
ニッチ、シルベット、アリア、サラ、ロダ、リリー、アヌ母さん。
浅田先生のブログも読んでいたり。
Posted by ブクログ
某スーパー銭湯で読んで以来、すっかり魅力に取り込まれました。
息子が揃えつつあるので、読ませてもらってます。
アニメと一緒に見ると世界観が広がります。
Posted by ブクログ
母を失くした7歳の少年が、様々な経験を経て、憧れの人のようになるために努力し、弱弱しくも強くなっていくお話。
その中で悲しい現実を何度もつきつけられ、泣き虫なのにまた涙の数が増えてしまう。個性的なキャラたちも魅力いっぱいだが、何より絵が綺麗で更に惚れ込んでしまった!
謎がいっぱいの不思議なファンタジー作品。
Posted by ブクログ
14巻まで 一気に読んでしまった。まとめた感想。
ゴーシュに テガミとして運ばれた男の子 ラグ。
自分も テガミバチになって働く。
相棒になった ニッチも強くてかわいいし おもしろい。
デカパン姿がうけるな。
犬みたいな ニッチの食材の ステーキ。不思議キャラ。
こころを心弾にして ガイチュウを倒す。
ラグが目の琥珀を使って テガミにこめられたキモチを読み取れるのもすごいなと。
特別な技だよね。
泣き虫だけど 人のことを想って
味方が増えていって。
この世界の真実を追っていく。
首都の太陽と おかあさんと ラグの関係が
なにかあるのか気になるな。
Posted by ブクログ
夜の明けることのない星にアンバーグラウンドと呼ばれる地があった。
そこに、人々の“こころ”が託されたテガミを配達する国家公務があり、それはテガミバチと呼ばれた。
郵便配達員をテーマにした異世界ファンタジー。
物語は主人公ラグ・シーイングがテガミバチを目指すきっかけとなる出来事から始まる。初っ端からテガミは紙ではなく人間の少年というエピソード。
甲殻の巨大モンスターあり、それを倒す手段で武器の心弾銃ありの荒唐無稽設定のパレード。
しかし、それを補って余る画力とコマ使い。今後もブレることの無いであろうシンプルで重厚なテーマ性。
ジャンプコミック恐るべし。
「DEATH NOTE」もそうだが、近年のジャンプコミックはハイレベルである。
単純明快これぞ少年漫画の「ジャングルの王者ターちゃん」系は息を潜め、系列敵には近い「ONE PIECE」や「NARUTO」、「銀魂」「CLAYMORE」などは既に友情・努力・勝利の3原則を超越した青年誌の域に達している。小中学生には難しくないだろうか。水準は最早、30代前後の大人が読んで程よい難易度に設定されているような気がする。
テガミバチも言うに漏れず、冒頭から裏テーマは差別社会である。
階級によって陽の当たらない世界に住み、そこから逃がすために人間をテガミとして郵送する。人を買う人がおり、人と距離を置く人がいる。
劇中に登場するモンスターよりも人は恐ろしく描かれ、その人の為に危険を省みずテガミを届ける旅に出るのも人である。
勧善懲悪という概念は消滅し、それぞれの解釈という時代なのだろうか。
本作は宮沢賢治のオマージュと言うべき要素が見え隠れし、太宰でもあり、現代要素のツンデレも抱擁する。
入り口は浅く、中は底無しに深い。
ゲーム化、商品化という都合主義の一切感じられない高純度漫画。
浅田弘幸 その他の著書
・I'll
・BADだねヨシオくん!
・眠兎
などなど。
Posted by ブクログ
見れば見るほど、素敵な漫画。持ってるだけで幸せになれる系です。緻密な画面で黒の割合が多く、ストーリーも含め幻想的です。巻末の博士はrobot3【ワニマガジン社】の登場人物だった気がする。
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アニメ(それも2期)を観て気になって原作も読んでみました。美しい絵と、独特の異世界観、そしてキャラクターが非常に魅力的etc.で即ハマりました。大切に読んでいきたい作品です。ゴーシュがかっこいい…!
Posted by ブクログ
カラーイラストの幻想的な雰囲気が本当に大好きで買いましたが、話しの中身も大好きでした。細かい設定やデザインがいちいちツボです・・・!
ザジが好きです
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どんなお話なのか、気になりつつ
なかなか手に取れずにいました。
ようやく読み始めましたが
なかなかよさげな感触。
あたたかく、ほろりとさせるお話。
これから先もそういう感じで進むといいな。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていたこの漫画。やっと手に入れました!
これを少年誌でやるのはビックリ、という位のファンタジーな世界です。
夜が明ける事のない国。首都を照らす人工太陽の光が届かない場所。
そんな中、人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けるテガミバチ。
絵が本当に綺麗~!!アニメ映えする漫画だろうなぁと思います。
最初はてっきりゴーシュが主人公だと思っていたので、
この展開には驚きましたが、ラグが可愛すぎる…(泣いてばっか…)
Posted by ブクログ
テガミ(=モノだろうがヒトだろうが届け物)に託された"こころ"をを届けるテガミバチの物語。ゴーシュが主人公かと思ったらラグが主人公の話であった。ジャンプSQ創刊時に途中から始まったマンガなので最初から見たいと思ってたマンガ。
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気になってた本ですが、妹が買って来たので、読んでみました。
命をかけて手紙に託された「こころ」を運ぶ配達員テガミバチ。そんなテガミバチのゴーシュによって運ばれたラグが5年後テガミバチの面接に向かうまでが書かれてます。
不思議な世界で、まだ世界観を理解できていなくて、ラグの目に入っている琥珀とかラグの母親のこととか、相棒となるニッチとか、まだまだ分からないところはいっぱいありますけど、次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
白と黒のパキッとした絵柄で、綺麗。星空が良く出て来るんだけどそれがまた素敵だな〜。ゴーシュがかなり好きなキャラなので、今の展開は非常に複雑なんだけれども‥。どこか哀しくてあったかい、そんな話です。
Posted by ブクログ
現在12巻まで発売中。以下続刊
泣き虫ラグの成長が楽しみ。
前作の「I'll(アイル)」と比べて、世界観が広いですよね。
まだ謎がある政府、それに戦いを挑むとかではなくなぜそうなったかを考えられる主人公、簡単に敵対関係に持ち込まず少年漫画のようではない所とか、すき。
Posted by ブクログ
絵が相変わらずすごく好き。
あと、やさしい空気感。
テガミバチは、「この時代に、毒の無い話を」と創り始めた作品なんだって。
浅田さん、ほんとすきだー。
ずっとすきだー。
Posted by ブクログ
浅田先生の絵と素敵な構想がたまらない。作者コメントで少年漫画に毒が求められる時代なら毒のないものをつくりたい。みたいなコメントがあって、それがなぜか強烈に頭に残っています。独特の世界観と漂う物悲しさは一品です。美麗な絵と一緒に楽しみたい作品かと。
Posted by ブクログ
浅田先生の作品が好きで、気になっていた漫画。読んで、やっぱり浅田先生の世界観は凄い!と思いました。「心」がとても重要な、人と人の絆の物語。テガミを届けるのって本当に大変だけど大切。完結はまだしてないけど、続きがどんどん気になる・・・ニッチの姉が綺麗・・・(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
Posted by ブクログ
世界観がすごい。星が散らばっていて、静かで寂しくて、素敵な世界です。
アイルとはうってかわってファンタジー!期待です。
テガミバチの制服がすごくかわいい。
Posted by ブクログ
絵が美しい。
この世界感がすきです。
浅田先生の暖かい絵に癒されます。
これは何を使って描いてるのでしょうか?
ラグの頑張る姿にも励まされます。
Posted by ブクログ
ジャンプには珍しい?ような気がする、作り込まれたダークファンタジーで面白かった。
憎めない素敵なキャラばかりだったからこそ、終盤はフラグが立ってるなか読み進めるのが辛かった。物語の途中でラグが自分の身を呈するしかないのかなと感じていたので、もう少し違う形のラストで裏切りがほしかったかも…。
「心を失ってもその人がその人であることには変わりがない」っていう物語を通して伝えられるメッセージは、過去あったことは塗り替えられないけどここからいくらでも積み重ねられるし、過去にあった良い経験も悪い経験も全て自分の身になる、というふうにも捉えられて、前向きになれた。
Posted by ブクログ
作家になるために年間の読書量を増やそうと思った。その為に読んだ漫画・本の感想を書くツールを入れた。漫画500冊、本30冊を2025年以内に読むのが目標。この漫画はその記念すべき一冊目だ。
読んだ感想としては世界観が独特。
絵も話も独創性が溢れている。
癖がある為初見で読むには中々に大変に感じる話だなと思う。門戸が高くて狭い。
その分美しい描写やオリジナリティ溢れた雰囲気に嵌れば楽しんで読める作品だと思った。
少しずつ読んでいければと思う。
Posted by ブクログ
ずーっと気になっていた作品。なんとなく、電子書籍で一冊だけ読んでみた。
世界観がいいなあと思っていたけど、最後のニッチちゃんの設定が不安要素。最強兵器風な設定の幼女っていうのはどーにも好きじゃないので。
ゴーシュくんがどうなったのかなどは気になるので、続けてみる?かなあ?
Posted by ブクログ
【借りた本】SQ連載始まる前のお話。ラグがテガミバチを目指すようになったきっかけ、はいてない相棒ニッチとの出会い。ゲボマズのスープ、どれだけまずいのか気になる。
Posted by ブクログ
“「「BEE<ビー>」という職業をしりませんか?
ぼくの仕事はAG<アンバーグラウンド>国家公務郵便配達員「BEE」……
通称……テガミバチ……
「首都をのぞいたこの国の町から町へ旅をし……どんな危険すらいとわず」……
「国民の大切な『テガミ』をお届けする」!!
「それこそが」!!
「テガミバチの仕事なのです」!!!
………って…これ 一応マニュアル台詞なんですけどね」”
ラグ・シーイング:左目が赤色の精霊琥珀の義眼
ゴーシュ・スエード:ラグを配達した配達員
ロダ:ゴーシュのディンゴ
シルベット:ゴーシュの妹
アヌ・シーイング:ラグの母親
サブリナ・メリー:港町キャンベル・リートゥスに住むおばさん
コナー・クルフ:太り気味の配達員
ガス:犬、コナーのディンゴ
ニッチ:摩訶の子、ラグのディンゴ
アカツキ>ユウサリ>ヨダカ
前から気になってただけに読めて嬉しい。
絵が綺麗だな。舞台の暗さも伝わってくる。
Thanks to K.H.
“「ありがとう…あの方…
メリーさんならぼくの友達をとても大事にしてくれるでしょう…安心しました」
「…友…達………………?」
「もう…配達は終わったんだよ ラグ……
きみはよくがんばった…本当によくのりこえた
ぼくらは共に助け合い危険な旅を終えたんだ…
きみはもう「テガミ」ではなく一人前の男だよ…ラグ・シーイング」”