あらすじ
あなたと共にあることが罪だというならば私はどこまでも堕(お)ちていい――
妖(あやかし)たちの繁栄のための供物私は仙果(せんか)の娘――そしてあなたはその妖たちの一族の長(おさ)道ならぬ恋を切り裂かんと白く燦(きらめ)く刃(やいば)が迫るあなたへの愛が咎(とが)というなら堕ちてみせよう――奈落(ならく)の底まで
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バレンタイン の続き。大好きな人が他の人を抱くなんて、絶対嫌!素直になった時のみさおがとっても可愛かった!頼光君は好きになれないキャラだけど、今後の展開が気になる!
Posted by ブクログ
やっぱり龍は抱かないのね。まさか実沙緒にヤキモチを妬かせるためだけに使うとは。でも匡へのバレンタインにって考えた実沙緒もなかなかすごいなーと思った。なにあのスプレッドの使い方。そのまま実沙緒んちでお泊まりとか甘々な前半だった。後半は頼光登場でシリアスな雰囲気に。なんか頼光って自分勝手と言うか、押し付けがましいと言うか。何も知らないくせにとイライラしてしまう。下水溝に捨てられてしまったペンダントどうなるかな。後半にあった外伝と、相模のプロポーズもすごい良かった。
一難去って
公子問題が終わったかと思ったら妖を超憎む人間、頼光さんが現れ、少しも落ち着かないんだなーと思いました。その間にバレンタインや家での2人きり等、甘い様子もありはしましたが…もっとあると良いなと思いました。
Posted by ブクログ
前巻の最後で出てきた龍神さまのお話は、単に祥にキスした実沙緒への仕返しということで、恐れ多くも龍神さまを当て馬に使っただけで終わってしまいました。
そのあとは、まだ体は結ばれないけど、いちゃいちゃはするって感じは変わらずです。ちょっとこの展開に飽きた感はありますが、新キャラ頼光登場です。
お寺の息子の頼光に、匡の正体がばれ、自分が過去に妖に襲われていたことで、実沙緒を匡から引き離そうとします。いらん、おせっかいです。彼には彼の正義があるんでしょうけどね。
最後の1コマの「ハゲってゆーな!」っていうのには、笑いました。
短編は、前鬼の妹すみれと人間の千晴のお話でした。
天狗は男ばっかり羽が生えている姿を見てたので、男しか変身しないのかと思ってましたけど、女の子も羽が生えるんですね。
好きな人を助けるため、片羽になったすみれ、かわいいです。
(ちょっと、あやめさんに似ているかも)