あらすじ
祖母の遺品で、妖怪たちを支配する契約書の束「友人帳」を受け継いだ夏目少年。妖に襲われたり名を返したりと、てんてこまいの日々。学校帰りに用心棒妖怪ニャンコ先生と立ち寄った雪の原っぱで、夏目の体を借りようと飛び掛ってきた者が!!あやかし契約奇談第4巻!!
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妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
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夏友4
いいですね~♪やさしいお話ですね~♪心にゆ~っくり~じ~んわり~沁みるわ~♪なんて、やさしいお話なんでしょう~♪ほっこり~♪めちゃめちゃ癒されますね~♪
匿名
いつまでこのままでいられるだろうか
という夏目の気持ちが切ないです。理解されず辛い目にあってきて、どうかここままの幸せが続いてほしいと思ってしまいます。
匿名
動く雪ウサギ可愛いな。名取さんと温泉行く話みたいなピンチに以前助けた妖が手を貸してくれるみたいなのがベタなんだけど好きだな。人間も妖怪もいい人もいれば悪い人もいるのは変わらない気がする。名取さんと少しずつ打ち解けているんだけどお互いに言えない事や言わない事もあったりで読んでいてちょっともどかしい。番外編の子狐も可愛くて好きだった。
幼少期の夏目の話が切ない。
そして大きくなってから、自分を構い倒した妖に会いに行く夏目。
妖たちのせいで大変な目にあったのは確かなのに、妖の優しさをちゃんと拾えるなんて、本当にすごいことだと思う。
なんでこんなに良い子なんだろう。
ずっと藤原夫妻や友人たちに囲まれて、幸せに暮らしてほしい。
匿名
心温まる絆の物語
夏目貴志が祖母の遺品「友人帳」を通じて、人と妖の切ない交流や過去が深く描かれます。「春に溶ける」や「桜並木の彼」など感動的なエピソードが多いです。名取周一との温泉旅行回もあり、人間関係の変化も魅力の心温まる巻です。
面白かった
第4巻もハラハラありジーンとしたり盛りだくさんです
雪で作った兎さんは可愛らしいですね、
そんな物まで依代になるとは思いませんでした
本と読んでて楽しいです。
匿名
夏目は優しいな。読んでてほっこりする場面が多かった。柊と夏目の会話好き。短編も面白かった。アニメでどれも見た記憶だったけど短編だったのは知らなかった。
Posted by ブクログ
●「恐い」と思ってしまう事が起こらないようにしてきた事が、自分への縛りになる。夏目の場合は「妖が見え、それに反応してしまう事で他人から気味悪がれた」という過去から、「相談したい、他の人にも自分が感じた事を知ってほしい」と思う気持ちに蓋をして本音を話さなくなってしまった。
そんな夏目が、同じく妖を知る名取と一緒に行動する事で、少しずつ打ち解ける。そんな様子を見ててホッコリする。
●出会いと、ほんの少し悲しい別れ。これがあるから面白いと思えるのかも。心が動く物語は面白い。そして人の感じる悩みを、妖の話の中で語り、解決していく様をほんのりと描いているからついつい読んでしまうのかも。
●言動は荒いけど優しいニャンコ先生に好感が持てる。そして、絶対夏目に怒られる事がわかってて変な行動を起こすお茶目さも好き。
Posted by ブクログ
夏目4巻。あとがきを読み直してみたら、付録小冊子になっていた話などでページ割がいつもと違ったらしかったです。
だから巻末に短編が2つ入ってたのかな。
雪ウサギにとりついた玄と翠の話、名取さんと温泉に行って、えらいあやかしに助けられる話、桜の絵の話、そしてアニメで気に入られている子ぎつねの話+短編2編、でした。
この巻に出てくるキャラの、三つ目のえらい武士のあやかしみたいなのがすごい好きで、スピンオフとか作ってくれればいいのに、と思っていました。かっこいい。また見たい。
あと、個人的には最後の短編がどっちもいい。夏目の子供のころであった妖怪の話は、短いけどほろりと来ます。あともう一つの先生独白の短編は、この後の巻にも何度かありますが、やっぱり切なくていい。寿命が長く強い先生にとって夏目というそう長くはいられない人間とのつながりをどう気持ちの上で落とし込んでいくのか。最後、友人帳がどうなるのかと同じくらい大事なテーマですよね。
Posted by ブクログ
第十三話 春に溶ける
玄(ゲン)と翠(スイ)
憎しみと悲しみが育って、悪霊になった狛犬の話
「君の心がいつか癒えたら、また二人で虹を待とう」
第十四話 夏目、温泉に行く
「正直少し苦手」→「正直ちょっとうっとうしい」
少しずつ打ち解けてきてるみたい♪
窓越しから話に割り込んでいる先生が可愛い。
スミエ
三つ目の妖
夏目と名取さんが一緒に妖を封じるときは、その後必ず脱力している。アクションは少ないけど、ものすごく疲れることなのかな。
第十五話 桜並木の彼
夏目、フリーマーケットでお使い。塔子さんはグラタン皿がフリマで出品されてるって、どうやって調べたんだ?
巳弥(みや)と八坂さま
春地蔵
絵の具で描いた満開の桜
特別編1 夏目観察帳①
子狐(※男の子です)の恩返し
特別編2 夏目観察帳②
桜の古木の精(ツンデレ)と幼い日の夏目
特別編3 ニャンコ徒然帳
夕御飯のエビをつまみ食いして怒られた先生は拗ねて家出する。
落とし穴に落ちたら、そこには泣いている幼女がいた。
「いつもそうだ
人とはなんと
脆弱な生き物か
弱いものは
嫌いなのだ
ひとりがさみしいと
一緒にいたいと
そんな態度を
チラつかせて
弱い者は
いつもずるい
私をなぜ
波立たせるのか
この子も
あいつも――――…」
Posted by ブクログ
昨日読み終わりました(^O^)/
この巻好きです(〃ノωノ)
雪うさぎや狐少年。。可愛かったです♡和みました♪
動く雪うさぎがツボでした(笑)
八坂さまと巳弥のお話も良かった★☆
最後どうなったのか私も気になります(〃ω〃)
アニメも見たけど桜きれいでしたよね(#^.^#)
名取さんと旅行する話も読んでいて楽しかったです。
特別編も良かった。。
読んでいると…アニメ懐かしくなり。。また見てみたくなりますね(笑)
動く夏目。。動くニャンコ先生。。妖かしたち。。
漫画がアニメになって、動くのって凄いことなんだなって思います!
途中から見始めたのですが…見ていてとても楽しくて面白かったです(*^。^*)
このアニメに出会えて良かったです♪
…表紙。。斑がベロを小さくだしていてかわいいですよね(〃ノωノ)
匿名
妖は風邪なんか引かない、そんなこと考えもせずにすぐにタオルて拭いてあげる夏目くんやさしい
そりゃ慕われます🌸
子供の時の夏目の話をみるとつらい😢
匿名
幼い頃より悲しい境遇に晒され続けていても一切すれることなく 素直で優しい青年
新たな出逢いのなかに悲しい別れは必ず含まれ
人とアヤカシの世界の狭間で心を悩まし 砕き
用心棒より飽きれの溜め息を
雪うさぎの依代がめちゃくちゃ可愛かったです。
ですが憎しみや悲しみに耐えきれず涙を流す玄に、そして悪霊となってしまった翠から流れ込んできた彼女の記憶にこちらも泣きそうになってしまいました。
それから名取との旅行。名取といる時の夏目は他の人の時と違って多少物言いが遠慮がない感じで、やはり必要以上に嘘をつかなくていいからかリラックスしているようにも感じました。
あと言葉足らずな名取の代わりに柊が夏目にフォローしてくれているのが良かったです。
Posted by ブクログ
玄が庭掃除をしてくれるのは有り難いし
可愛いのだが、周囲からはどう見えるのだろう。
翠の話はとても気の毒だ。それは悪霊になって当たり前だ。
そんなことは知らず小さな雪兎をもうひとつ作ってしまう
塔子さんが相変わらずキュート。
三つ目の妖が律儀で恰好よかった。
特別編も短くて優しいお話ばかりで好きだ。
Posted by ブクログ
一冊に1回は名取さん出てきますね…あまり好きではないです。
今回のお話、本編よりも夏目観察帳の方が好きだった。
その点で☆4つ。
子狐妖怪と、子供のころの夏目を脅かす妖怪のお話が
一番好きだった。
匿名
怪しげな紙人形に連れ去られた!とおもったら名取さんかいっ!(*ˊᗜˋ*)w夏目の心の声(正直ちょっとうっとうしい)がおもろいദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )