あらすじ
図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく――かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?
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Posted by ブクログ
郁の両親との戦いから始まる。両親とも郁のことを自分のお人形のようにしか考えていないのかと思いきや、父は郁と母の関係性にも気づいていて、母も心配が勝つあまりということが分かった。母に戦闘部隊ということがバレたらどうなるのか気になる。
小牧と毬江の恋が甘酸っぱくて素敵。毬江ちゃん頑張って!
郁が手塚の兄に「未来企画」に誘われた時、郁が断れたのはこれまでの堂上教官たちの姿勢によるもの。素晴らしい
Posted by ブクログ
2025/03/23
いやぁ面白い。
未来なんとかとか、行政派とか、イライラする部分もあるんだけど、結局主人公たちの心の温かさに癒されてしまう。
柴崎も手塚ももっと好きになったなぁ。
こんなに堂上と郁の恋愛模様は引き伸ばされてるのにちゃんと面白い。
いちばんドキドキする両片想いだからかな?笑
今回の主軸の事件はちょっと理解するのが難しかった!
Posted by ブクログ
郁のお父さんはいいお父さんだなぁ。お母さんとの問題も1歩前進出来てよかった。
ちょっとずつ進む郁と堂上の恋と柴崎と手塚の関係性も気になるところ
Posted by ブクログ
主人公郁の周りの人たちの話が多く、それぞれのキャラクターに深みが増した。
ついに郁が王子様の正体に気づいたところで終わったので、次の巻も目が離せない。
Posted by ブクログ
再読。郁の査問での堂上とのやり取りがやっぱり好き。初めて読んだ時は堂上と郁の関係性が気になりすぎて他はそんなに気にしてなかったけど、今見ると小牧と毱江ちゃんの関係も好きだとしみじみ。そして手塚と柴崎もこの巻から距離が縮まるんだと再発見。
Posted by ブクログ
まさに「内乱」というにふさわしいような内容。
半ば強引にこの世界観に引きずり込むような勢いの、ド派手でスリリングな1巻に対して、世界観をじわじわと補強するような2巻。郁と堂上だけではなく、小牧や柴崎、手塚たちも活躍して、世界観が一気に広がった。
小牧と毬江ちゃんの話は、小牧の意外な一面が初めて描かれて新鮮だったし、何度となく出てくる、郁が決定的な危機に陥ると堂上が颯爽と助けるシーンは、ベタながらも思わずニンマリとせずにはいられなかった。
そして、郁がとうとう王子様の正体を知ってしまうところで終わる今巻。もう、当たり前のようにそそくさと3巻を手に取って読み始めずにはいられない。
相変わらず巻末の短編「ロマンシング・エイジ」も良いし、有川さんと児玉さんの対談も面白い。対談の内容に共感
せずにはいられない。
この対談は、本編と同じくらい3巻でも楽しみ。
Posted by ブクログ
映画と被ってる話もあってサクサク読めた。別冊も先に読んだから堂上と笠原の関係わかってるからいじらしくてもキュンキュン
笠原と柴崎の関係もいい。お互いタイプも違うけどお互いを理解して思いやる関係って本当に心強い
Posted by ブクログ
手塚や柴崎、小牧教官の私情とかがわかってさらに登場人物の理解が深まり面白かった。読者は絶対「堂上さんも郁ちゃんもお互い好きでしょ?」ととっくに気づいているのに、本人たちが気づいていないのか気づかないようにしているのかすごくたのしい。柴崎さんが郁ちゃんのことはちゃんと好きで心地い。堂上さんが王子様だって気づいちゃったかー!郁ちゃんかわいい。