【感想・ネタバレ】みいちゃんと山田さん(7)のレビュー

あらすじ

みいちゃんに部屋をめちゃくちゃにされ、
山田さんはついに、引き裂かれるような衝動のままに手を上げてしまう。
大切なはずなのに、傷つけ合う。
お互いをこれ以上壊さないため、二人は同棲を解消した。
新幹線に揺られ、みいちゃんは独り、故郷・宮城へと帰るが、
母親と祖母が住む家は、ゴミ屋敷へと変わり果てていた。
山田さんも、逃げ帰った実家で、ついに「漫画」を描き始めるが、
母親の歪んだ呪縛と、“自分”に息を詰まらせる。
離れ離れの場所で、それぞれが直面する“現実”。
生きるという致命傷、生きたあなたの残照―――。
ばいばい、みいちゃん。

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匿名

購入済み

悲しい

言葉にすると陳腐になるが、本当に手を差し伸べないといけない人たちの現実を描いた作品だと思った。絵柄の可愛いさが相乗効果で無常感を際立たせる。山田さんも…容赦がない作品だな…

#切ない

1
2026年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり批判されてましたが、避けられてきたテーマに真正面から切り込んだ作品として価値があるなと思いました。読んでて気分は悪くなるけど。

山田さんがみいちゃんの行動を直そうとして、壁に家のルールをペタペタ貼り付けていたことと、山田さんの母親が山田さんの就活の計画書を作って壁に貼り付けていたことは、本質的には同じことだと気づくシーンが印象的だった。

「障害のある人」と一括りにして「特別な支援が必要」「差別してはいけない」「配慮しないといけない」とされていることは、どこかおかしいことなんだなと気付かされた。みいちゃんと山田さん、それからムウちゃんやニナさん、その他登場人物たちはひとりひとり違った特性があって、それは「障害者⇔健常者」と単純に分けられないし、対にもならない。
この社会でみんなが幸せに生きていくには、それそれの個性が認められないといけなくて、でもそれって現実的にはとても難しいことなんだろうなと突きつけられました。

ネットで障害者差別だと叩かれていることについては、まあ少しコミカルに描きすぎた面はあるかなと思いつつ、個人的にはみいちゃんやみいちゃんママの話の通じなさやキレ方は自分の身内にそっくりで、、マジであんな感じなので、リアルに描きすぎましたね、という感想。
周りの人からすれば、あんな風にキレられたら笑うしかないというか。シリアスに描くのにも限界があるというか。リアルさを追求した結果コミカルにするしかなかったのではないかなと。

山田さんがみいちゃんの言動に苛立って思わず殴ってしまったことは、許されるべきではないことだけど、実際マジで話が通じない人に対して苛立つことってあると思います(経験者)。
読者もみいちゃんの言動にイライラして、みいちゃんが嫌な目に合うとほらみろ、と思うように仕向けるような描き方が、人間の嫌な面を掘り起こしていて悪趣味だなとは思いました。しかもその結果として、「みいちゃんみたい」というイジメに発展してしまう可能性があるのは否めず、そんな社会がまた悲しい。でもそれって作品のせいではなくて社会が作品に追いついてないからではないかなとも思ったり。
こういう際どい作品も受け入れられるような寛容な社会になってほしいなと思いました。

0
2026年09月17日

ネタバレ 購入済み

ずっと気になってて…

去年の今頃でしょうか。バナー広告でやたら出ていた「みいちゃんと山田さん」。最終巻が出るというので、一気に購入しました。みいちゃんや山田さんみたいな子たちは、程度の差はあるもののいるよなあと思って読みました。だんだん作者の絵柄が雑になっている感は拭えないものの、ポップな可愛い感じは最後まであったので、物語としては悲しい結末でしたが、読み続けることができました。
ちなみに、私はキモイと思いながら成長を感じるシゲオくんがお気に入りです。

#切ない #深い #ダーク

0
2026年09月16日

Posted by ブクログ

ああ、終わってしまった。7巻も切ないのだが、6巻のほうが切なかった。二人とも見守っていたのに、もう会えないのかな。

0
2026年09月10日

Posted by ブクログ

みいちゃんに部屋をめちゃくちゃにされ、山田さんはついに、引き裂かれるような衝動のままに手を上げてしまう。
大切なはずなのに、傷つけ合う。
お互いをこれ以上壊さないため、二人は同棲を解消した。
新幹線に揺られ、みいちゃんは独り、故郷・宮城へと帰るが、母親と祖母が住む家は、ゴミ屋敷へと変わり果てていた。
山田さんも、逃げ帰った実家で、ついに「漫画」を描き始めるが、母親の歪んだ呪縛と、“自分”に息を詰まらせる。
離れ離れの場所で、それぞれが直面する“現実”。
生きるという致命傷、生きたあなたの残照―――。
ばいばい、みいちゃん。
みぃちゃんは、もう一度山田さんに再会するためにムウちゃんがいる福祉作業所で働こうとしていたが、アル中になったおばあちゃんやますます幼児傾向が強まった母にこき使わられ家出してしまった。
山田さんは、母からの歪んだ呪縛に気づいて漫画家として成功しようとするが、自分の中の社会と上手く出来ない生きづらさやみぃちゃんを亡くした喪失感が摂食障害を悪化させてしまう。
山田さんとみぃちゃんは、親からの呪縛と善悪や社会常識を学べなかった人生経験により、弱さにつけこまれ搾取され人生を狂わせてしまう。
社会や親は、生きづらさに苦しんでいる人を充分救えない。
福祉の場ですら、セーフティネットが上手く機能していない残酷な現実が知らしめられた漫画だった。

0
2026年09月09日

Posted by ブクログ

最終巻出るの待ってたのにすっかり忘れてて今日買ってきて読んだ!
まぁ…ね。
みんな不幸。根源が絶たれないと…ね。
産まれてくる方は悪くないもんなぁ。
産むなよ…てか、認めない(認めたくない)ばーさんが諸悪の根源よな。

これ、アニメ化大丈夫なのか??
やめとけよ…なんでも人気になったからってアニメ化すんなよ…

0
2026年09月21日

購入済み

二人のみいちゃん

みいちゃんの実家が思ったよりキツかった。
むうちゃんとの対比で、結局保護者がいるかどうかが
分かれ目っていうのがリアルなのだろうが救いも...。

0
2026年09月18日

Posted by ブクログ

確信したんだが、この漫画は「みいちゃんと山田さん」の自立挫折物語ではなく、彼女達のそれぞれの親がむしろ子供であるみいちゃんや山田さんから自立できずに「親としても、個人としても挫折する」話だと思った。
みいちゃん本人は楽天的なキャラクターだが、話の筋はそうでもなくて、わりと悲劇的だ。彼女の周囲の人間どもが邪悪すぎる。だが、最初からみいちゃんが悲劇的結末を迎えるかの決まりででもあるかのように、彼女自身は楽天的で、かつ、犠牲者でも悲劇のヒロインでもない。ただただ、シンプルに悲劇、と言える話である。
山田さんもそう。けど、折り合いをつけてやっていこうとしたあたり、山田さんはみいちゃんよりもシリアスだとは思う。だが、2人とも結局満願だっただろう。みいちゃんは、薬物の幻覚作用とはいえ夢を見つつ死んだわけだし、山田さんは最期にみいちゃんから手を引かれて逝ってるわけだから。
最後あたりの山田さんの母親の「失敗した……」というセリフが強く印象に残っている。
どう考えても、親側の自立挫折物語だろうと思う。

0
2026年09月16日

購入済み

全て…とは言わないが。

結局この作品は「みぃちゃんが落ちていく様」をエンタメ化し過ぎたのかなと思う。
次々に現れるページの刺激を求めて読み進めていくのだろうけれど、切り取りたかったのは「こんな」みぃちゃんなんですか?

「みぃちゃんの周りの人間がいい人だったら違ったのに」とか「障害のある人を悪く書くな」とかそんな感想しか聞こえてこない。
実話を元にしていたとして…、貴方がみぃちゃんと過ごした日々をこんなまとめ方で終わらせていいのですか?と問いたい。

#切ない

0
2026年09月20日

匿名

ネタバレ 購入済み

え?

え?てなるラスト。
補足のお葬式の場面があるから少しまとまったとは思うけど、話を広げていたのに結末はあんなに話広げてたのにラストはこれ「え?」でした。
日常的な最後でもなく、特別な最後でもなく、打ち切りではないだろうけど、打ち切りのようなラスト。

#ドロドロ #ダーク

2
2026年09月10日

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