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みいちゃんに部屋をめちゃくちゃにされ、
山田さんはついに、引き裂かれるような衝動のままに手を上げてしまう。
大切なはずなのに、傷つけ合う。
お互いをこれ以上壊さないため、二人は同棲を解消した。
新幹線に揺られ、みいちゃんは独り、故郷・宮城へと帰るが、
母親と祖母が住む家は、ゴミ屋敷へと変わり果てていた。
山田さんも、逃げ帰った実家で、ついに「漫画」を描き始めるが、
母親の歪んだ呪縛と、“自分”に息を詰まらせる。
離れ離れの場所で、それぞれが直面する“現実”。
生きるという致命傷、生きたあなたの残照―――。
ばいばい、みいちゃん。
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匿名
悲しい
言葉にすると陳腐になるが、本当に手を差し伸べないといけない人たちの現実を描いた作品だと思った。絵柄の可愛いさが相乗効果で無常感を際立たせる。山田さんも…容赦がない作品だな…
Posted by ブクログ
みいちゃんに部屋をめちゃくちゃにされ、山田さんはついに、引き裂かれるような衝動のままに手を上げてしまう。
大切なはずなのに、傷つけ合う。
お互いをこれ以上壊さないため、二人は同棲を解消した。
新幹線に揺られ、みいちゃんは独り、故郷・宮城へと帰るが、母親と祖母が住む家は、ゴミ屋敷へと変わり果てていた。
山田さんも、逃げ帰った実家で、ついに「漫画」を描き始めるが、母親の歪んだ呪縛と、“自分”に息を詰まらせる。
離れ離れの場所で、それぞれが直面する“現実”。
生きるという致命傷、生きたあなたの残照―――。
ばいばい、みいちゃん。
みぃちゃんは、もう一度山田さんに再会するためにムウちゃんがいる福祉作業所で働こうとしていたが、アル中になったおばあちゃんやますます幼児傾向が強まった母にこき使わられ家出してしまった。
山田さんは、母からの歪んだ呪縛に気づいて漫画家として成功しようとするが、自分の中の社会と上手く出来ない生きづらさやみぃちゃんを亡くした喪失感が摂食障害を悪化させてしまう。
山田さんとみぃちゃんは、親からの呪縛と善悪や社会常識を学べなかった人生経験により、弱さにつけこまれ搾取され人生を狂わせてしまう。
社会や親は、生きづらさに苦しんでいる人を充分救えない。
福祉の場ですら、セーフティネットが上手く機能していない残酷な現実が知らしめられた漫画だった。
二人のみいちゃん
みいちゃんの実家が思ったよりキツかった。
むうちゃんとの対比で、結局保護者がいるかどうかが
分かれ目っていうのがリアルなのだろうが救いも...。
Posted by ブクログ
確信したんだが、この漫画は「みいちゃんと山田さん」の自立挫折物語ではなく、彼女達のそれぞれの親がむしろ子供であるみいちゃんや山田さんから自立できずに「親としても、個人としても挫折する」話だと思った。
みいちゃん本人は楽天的なキャラクターだが、話の筋はそうでもなくて、わりと悲劇的だ。彼女の周囲の人間どもが邪悪すぎる。だが、最初からみいちゃんが悲劇的結末を迎えるかの決まりででもあるかのように、彼女自身は楽天的で、かつ、犠牲者でも悲劇のヒロインでもない。ただただ、シンプルに悲劇、と言える話である。
山田さんもそう。けど、折り合いをつけてやっていこうとしたあたり、山田さんはみいちゃんよりもシリアスだとは思う。だが、2人とも結局満願だっただろう。みいちゃんは、薬物の幻覚作用とはいえ夢を見つつ死んだわけだし、山田さんは最期にみいちゃんから手を引かれて逝ってるわけだから。
最後あたりの山田さんの母親の「失敗した……」というセリフが強く印象に残っている。
どう考えても、親側の自立挫折物語だろうと思う。
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少年・青年マンガ
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