あらすじ
「あの時の愛らしい彼女ではないか!」――強面皇帝の「本心」が甘すぎて困ります…!?
魔法師の名家に生まれながら、魔法がひとつしか使えないエレスティアは、社交界を避け大好きな本を読んで引きこもる日々を謳歌していた。…はずなのに、突然、冷酷と噂される皇帝陛下の第一側室に選ばれてしまう…!「皇妃になんてなりたくない!」と嘆いても、もちろん拒否権はなく、とうとう初夜を迎えてしまい…ただ耐えるしかないと心を殺すエレスティアだけど、なぜか冷酷なはずの陛下から「ああ!濡れる瞳も愛らしい!」とエレスティアに対する心の声が聞こえてきて――!? 予想外に始まった、冷酷皇帝から寵愛される日々にエレスティアの心は溶かされて…!? (この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol.59に収録しております。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
皇室というところ
多くの人に見られて、噂される。嫉妬や目論みが渦巻く中の皇室は厳しいところですね。ジルヴェスト様が彼女を大切に思っている気持ちが頼もしく、微笑ましいです。アイリーシャさんも、ヒロインが優れた魔法術者と知れば1番の側近になるとは思うのですが、今のところ魔法使えませんし、ちょっと困りますね。
陛下はあいかわらずエレスティアを気遣ってくれて優しいし、心の声は可愛いし素敵だけど、エレスティアへの周囲のあたりが強くてかわいそう。
でもあの唯一使える魔法がいずれ鍵になるんだろうな。見ていろ!って思っちゃうよね。
匿名
皇帝陛下は本当にエレスティア様が大好きなのねー本の虫のエレスティアに素敵なプレゼントだねーあの嬉しそうな顔、エレスティアのお父様やお兄様らに見せて安心させてあげたいよー
アイリーシャ
翌朝エレスティアが起きると、ジルヴェストは公務のために出かけたあとでした。この日も夜になって彼女の部屋にジルヴェストがやって来ましたが、相変わらず彼女のことを気遣っています。この日のジルヴェストは彼女に宮殿内全書庫に入れる通行証を渡してくれました。おどおどしている彼女もこのときだけは心から喜びました。翌日早速図書室に行きましたが、その帰りに出会ったアイリーシャという女性が彼女に絡んできました。自分のほうがジルヴェストの側室にふさわしいというつもりでしょうが、ジルヴェストはこういう女性が苦手だということに気付いていないのでしょうか?