あらすじ
王族なのに魔力なしという理由で家族から虐げられてきたユファテス。厄介払いのように『冷徹帝』と呼ばれる隣国の皇帝・ディランの元へ嫁がされるものの、「ディランには本命がいて、叶わない恋をしている」という噂を耳にし、ユファテスは早々に「お飾りだから」と好きなように過ごすことを決意。
皇宮生活を満喫していたある日の夜、偶然居合わせたディランの秘密を知ってしまう。
心動かされ、彼の力になろうと奔走するユファテス。同じ時間をともに過ごすうちに、落ちこぼれの自分でも受け入れてくれる彼に惹かれていく。
そして次第に秘密を守るために距離を取っていたディランの様子も変わっていき…?
「君は、俺の妻だ。俺の妃だ」
ディランの甘い言葉に、初心なユファテスはたじたじしてしまい…!?
恋に鈍感なお飾り皇妃×不器用な冷徹皇帝の勘違いラブファンタジー!
感情タグBEST3
作家さん買いです。祖国で全ての人から魔力なしと蔑まれ虐め抜かれたヒロインでしたが、動物たちと会話ができるため自己肯定感は最低だけど、かなりメンタル強く規格外な王女様になりました。そんなヒロインをたまたま娶ったヒーローはある事情からヒロインを遠ざけようとするも逆に陥落。最後まで楽しめました。
ヒロインの境遇もあり、二人の空気感に序盤は胸が締め付けられる。
稀有な能力と呪い。聖女の正体と真の聖女。
言葉で伝えることの大切さが改めて身に沁みる。そして言葉よりも確かな愛には大きな感動を。
焦らされた分、甘さがより深く染み渡る。ヒロインの可愛らしさに悶絶。
噂は噂
ユティファスとディラン、互いが噂しか知らされずにいて、それを信じていて、その為に仲良くなる為に遠回り。王様との結婚ってなんてめんどくさい‼️でも、互いが相手をしっかり見るようにすれば、その誤解も自然と溶けていく。その為に会話、時間をとり一緒に過ごすこと大事なことだと思う。これって私たちの周りでも言えることかもね。
会話しよう❣️
すごく可愛らしいお話です。
悪者が誰なのかおおよそわかるのですが、ヒーローのために頑張るヒロインはすごく微笑ましいです。
もう少し先まで読んでみたかったかな。
設定盛り盛りなので1巻で終わるのはもったいない。焦ったいすれ違いを乗り越えてやっと蜜月に突入したんだからここから先がもっと読みたいです!ジェイスにフォーカスした話も興味あるな。
ヒロインもヒーローも、噂しか知らず婚姻。
前向きで、誰にでも優しすぎるヒロインに、心が傾いていくヒーロー。
お菓子で、皆んなが元気になって良かったね。
王道
ものすごーく王道なストーリーでした。逆に言うと普通過ぎてこれじゃないとダメという訳でもありません。
魔力が絶対な国の王女なのに魔力がなく、蔑まされていたヒロインが政略結婚で隣国に嫁ぎます。隣国の陛下は実は呪われておりヒロインには隠していたため当初冷たく感じすれ違いが起こります。それでもめげずに前向きなヒロインが行く行くはヒーローの心を掴むストーリーです。悪役まで王道人物でした。
ヒロインが明るくヒーローとのやり取りも面白かったです。ただやはり王道なので特別感はありませんでした。
面白かったです。
自国では散々なめにあい、追い出されるようにヒーローに嫁がされたヒロイン。
魔力は無くとも、物凄い力を持っていて…。
そんなヒロインが居なくなってしまった国がどうなったか知りたい。