あらすじ
渤海は滅亡し、契丹では皇帝・耶律阿保機が暗殺された。激動の中、契丹国皇后・月理朶は、弟の堯骨を皇帝にするために、突欲に東丹国の統治を命ずるのだった。一方、新たなる渤海国の復興のために、明秀は安東勇魚たちとともに、東日流軍を率いて契丹国に抵抗し続けていた。突欲と明秀は、それぞれの野望と覚悟を持って再び闘うことになるのだが……。大好評の大長篇伝奇ロマンシリーズ第六弾! (解説・細谷正充)
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひぃぃ。月理朶怖い!!
サブタイトル、隻腕の女帝。なるほどな、と思う。
遼陽城は取ったり取られたりを繰り返す。
清瀬麻呂も、哀しい最期だったけど、もう、仕方ないよね。裏切り者の末路はこうなる、という教訓に。
あまり出番はなかったけど、なんとなく好きな夕凪と亞都偉も出番が増えそうで少し嬉しいが、生き延びてほしいから、ちょっと複雑ではある。
Posted by ブクログ
渤海国を描いた歴史小説の全10巻中の第6巻。「大長編伝奇ロマン」っていうキャッチフレーズは何なのですかね。前巻で渤海が滅亡してしまい、物語がどこに向かうのか少し分からなくなってきました…。