あらすじ
「深夜ひとり、ベッドの上、キミの声だけが救いだった。もう一度キミと話したい。言いたいことがあるんだ」。
高校2年生の山吹有栖は、「アポロ」という名の、顔も本名も知らないラジオ配信者の少女を探していた。だがある日、有栖は進学先の高校の放送部にアポロの手がかりを得る。そこにいたのは「声に関わる仕事に就く」夢を描く美少女が…4人!!
新しい季節に、4人の夢は本格的にステップアップ! 声優養成所への入所を決めた寧々としのぶは、さっそく演技の授業を受けることに。そこにまさかの恋敵が現れる…? 六花にはレコード会社からのスカウトが。イコはちょっぴり刺激的なアルバイトを開始していて…!? 新しい一歩を踏み出す時には、いつだってキミがそばにいてほしい。可愛くも真剣な、夢見る少女たちの青春ラブコメ!
感情タグBEST3
匿名
それぞれが新たなステップへ
ピースレコードの人はシンプルに嫌なやつだけど
商売の嗅覚はすごいんだろうな、と
六花は色々飲み込んで自分が上に行く為の踏み台にしてやる宣言、かっこいいぜ
ねねの家庭問題やしのぶの劣等感の問題が残されたままで少し心配になるが
そこは流石の山吹が支えてくれることを願って
Posted by ブクログ
雑誌「週刊少年マガジン」に連載されている五十嵐正邦の「真夜中ハートチューン」の第7巻です。山吹有栖は声だけをたよりに放送部に所属する4人の女の子からラジオ配信者「アポロ」を探すために彼女たちの夢を叶えることに。夏休みが終わり、声優養成所やレコード会社からのオファー、新しいバイトと4人が次のステップに進みはじめました。きちんとステップアップしています。山吹のサポートも色々な意味で完璧。普通に声優養成所にいるのは驚いて笑いました。彼/彼女たちの恋の行方も気になるけど、4人が夢に向かって努力する姿がかっこいい。
Posted by ブクログ
感動という出逢いを求めた六花は果たして感動を見つけられたのかな?見る限り、蛍の群れがそれに該当しそうだけど、寧々との会話が特に何も無いと知れた件や山吹との接触も彼女が求めていた感動に該当しそうな気もするが、何とも言えないなぁ
結局、このエピソードを通しても彼女の真意というのはナカナカに読めなかった印象
寧々と同じ養成所に通う重大な決断をしたしのぶ。彼女としてはこれによって寧々との関係が壊れないか気になってしまうようで
その点は寧々が全く気にしていなかった為に救われたね
ただ、あの様子からはしのぶが考えすぎてしまうタイプであるが故に行動を始める前に自信が持てなくなってしまう傾向が有ると見えてくるね
それがモロに出たのがエチュードのシーンかな
自分はアナウンサー志望だからと演技の準備が全く無かったのは入所審査でも表れていたけど、エチュードで微動も出来なくなってしまうとはね…
早くもしのぶがあの養成所に不向きなのではないかと疑問符が付く格好となってしまった印象があるよ…
対して寧々は技能不足が見えつつも、やる気や準備は問題なく出来ている感じだね
特にエチュードの想定をし、リード演技が出来たのは養成所でのポジションを確保する重要な足場となったような
ただ、動けなかったしのぶやまだ空回りが目立つ寧々を差し置く形で新たな山吹狙いの子が現れるとは予想外だったかも
おまけに声マニアな山吹が「すごく好きな声だ」なんて褒めるのはかなり珍しい気が
てか、山吹はいつまで養成所に居るつもりなんだろう……?
以前にフラグが多少立っていたが、六花は本当にピースレコードに所属するんだ…
因縁も有るし、担当者の印象は悪い。ただ、入り口となる人間を好けないからと誘いを断っていたらいつまで経ってもプロへの道は開かれない
それだけに悔しさを飲み下して頭を下げた六花は一つの関門を突破したと言えるね。再びのプロへの挑戦、ヒズミという実力主義者と組む事になった流れを含め、これからの六花は厳しい道のりばかりだろうけど、そこで音楽性を認められれば、これまで見下してきた全ての者達を見返せるわけで
これからが頑張り処だろうね
VTuber活動を大きく前進させようとするイコは何だか奇妙な感じに…
メイド喫茶でのバイト経験を配信に活かすのは良いけど、目的がオリジナル楽曲制作費を稼ぐ為って世知辛い話だな…
寧々としのぶが一緒に挑戦しているように、ここでイコと六花が協力する流れは両者にどのような影響を生むのかな?