あらすじ
「深夜ひとり、ベッドの上、キミの声だけが救いだった。もう一度キミと話したい。言いたいことがあるんだ」。
高校2年生の山吹有栖は、「アポロ」という名の、顔も本名も知らないラジオ配信者の少女を探していた。だがある日、有栖は進学先の高校の放送部にアポロの手がかりを得る。そこにいたのは「声に関わる仕事に就く」夢を描く美少女が…4人!!
盛り上がりを見せる放送部員による朗読劇。劇の最後に用意されるキスシーンへ向けて、ヒロイン役のしのぶの恋心も最高潮へ。仲間への想いと山吹への想いに葛藤する少女たちが導き出す答えとは!? さらにイコがVTuberとしてステップアップするため、六花と一緒に楽曲制作を開始……のはずが、イコと六花の関係にもどうやら異変が。見かねた山吹は2人を実家に呼び寄せ、楽曲制作のための合宿が開幕!
感情タグBEST3
ヒロインがみんなかわいい!
ヒロインレースで誰が勝利するのか、まったく読めないので、ずっとドキドキしたまま読める。あと、主人公がまっすぐで、好印象。
良いぞしのぶ!もっとやれ!
しのぶが積極的になってきてしのぶと山吹がくっつく未来像を想像している私にはありがたい限りなのでタイトルはああなったんですけど、ここからは私自身の話なんですがこのまんが、一巻のレビューには少しずつ買ったと書きましたが私は全巻購入してから読み始めるということをしています。でも!買う価値はとてもあります!五十嵐先生の漫画の中でもかなり推せる漫画なので是非是非購入してみてください!五十嵐先生、日常の楽しみを作ってくださり、ありがとうございます。
匿名
4人が自分の気持ちに正直になりつつあり
部内の空気がギクシャクしつつある中
まさかの逆告白、流石の山吹節
六花が無意識ながらも行動に移したのは意外だった
あとしのぶもどんどん行動的に、いいぞもっとやれ!
Posted by ブクログ
微妙な空気感のまま迎えた朗読劇で波乱が巻き起こるのは当然の帰結だけれど、しのぶがあれ程までのアクションを起こすなんてね
例え未遂だったとしてもキスを思わせる行為である事に変わりはなく、キスを想起させるなら自然と恋愛感情についても想像せざるを得ない
しのぶの行動は彼女が考えていた以上に放送部に激震を巻き起こすものとなったね
あの劇を契機に寧々もイコも六花も自分が山吹に対して抱く感情の正体に想いを馳せないわけにはいかなくなる
それは自分自身の感情なのだから誤魔化すのも難しい。そうして溢れた感情により六花が必要以上の行動を取ってしまったシーンは本当に驚きでしたよ!
前巻で山吹が言及していたファーストキスってこれかぁ…
こうなってくると誰も彼もが恋愛感情一色になってしまう。それだけに寧々の「私はみんなとずっといっしょにいたいから」というのは流れ行く現状への抵抗か
でも、その程度で想いに蓋をするなんて出来やしないから部の空気は更に妙な感じになっていくと
これまで幾つもの問題を解決に導いてきた山吹だけど、流石に自分へ向けられた感情を氷解させるなんて難しいか
と、思っていたらりいなの力を借りたり、六花達へ直接に問い質したりするとは思わなんだ
前者の遣り方は壁にぶち当たった時の対応として真っ当なものだけど、後者については結構驚いたよ?
ただ、弟大好きなりいなの力を借りたせいで、彼女らに「気の迷い」やら何やら言ってしまったのは果たして正しかったのか…
これでは山吹が先制して彼女らを振ったような形になってしまう。これで部内の妙な空気感は落ち着くだろうけど、この先制が今後妙な影響を残さないと良いのだけれど……
多方面に話が展開している為に最近は出番が少なくなっていたあかりは再登場早々に高い攻撃力で山吹にアタックしているね
放送部員が純粋な恋愛感情に拠って山吹に近づこうとしているのを他所にリターン目当てで山吹に近づくあかりはもしかしたら不純かもしれない
けれど、現象として山吹にアタックしているのは事実で
彼女の行動は焦るしのぶを更に刺激するものと成りそうだし、ラストの発言もしのぶの将来すら揺らがすものと成りそうだ