あらすじ
『セラの虚像』を退けたシェルティスだが、その身に宿した魔笛に引きずられ、穢歌の庭へ巫女ユミィとともに墜ちていく。一方、シェルティスを憂うモニカは自身を犠牲にしてでも成し遂げたい重大な決意を固め――。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
第10巻を読破。
三体のセラの虚像をなんとか“穢歌の庭”へ還すことができたシェルティスたち。
けれどそのときの影響で魔笛を帯びたシェルティスまで“穢歌の庭”へ吸い込まれて。
近くにいたユミィまで一緒に“穢歌の庭”に落ちてしまい――
前回の終わりがあんなだったからドキドキして読み始めたのに!!
メイメルと爛のやり取りに噴きましたww
ちょっ、メイメルがめっちゃ怒っているんですけども!?
爛がめっちゃ怖がっているんですけども!? って。
爆笑
しかもそれが全編に渡ってちょいちょい絡んできて。
読んでいて「ぷっ」ってなりましたよww
そしてさりげなくメイメルの前の千年獅さんも出てきていました。
た、多分、あの人だと思うんだけどな……うん。
そんなすごい人だったとは……ああだからサラもフラリとやってきたりしたわけだ。
さて、ユミィとともに“穢歌の庭”に落ちたシェルティス。
襲いかかってくる幽幻種を倒しながらも深奥へとたどりついて。
けれどユミィとは離れ離れになってしまって。
読んでいるとき、ユミィを抱き寄せればいんじゃね? とか思ったけれど、そういえばこの子たちエルベルト共鳴で触れあえないんでしたね。
さらにはそのエルベルト共鳴に関する新事実も判明して。
もう読んでて(>_<)って気持ちでいっぱいでした。
どちらの道を選んでも、結局はどちらかが犠牲にならなくてはいけないなんて。
いったい彼らはどちらの道を選ぶのか……。
まだ他に違う未来への道もあると、あると思うし、思いたい。
それにしてもまさか「不完全神性機関イリス」のキャラが登場するとは思っていなくて。
しかもなんかすごいことになってるみたいで。
どちらのシリーズもつづきがちょー気になります!!
いったいなにがどうなってそんなことになったのか!
そして皇姫サラがエリエに頼んだ人形機械体〈アンドロイド〉の修復。
もしかしてイリス? とか思ったのですが、どうなんだろう……。
イリスの本体があるのかなあと思ったのだけれど……気になる(>_<)
はあ、第11巻の発売が待ち遠しいですね。
ヴァイエルにちょーなついているユトがかわいかったw
あと「不完全神性機関イリス2」を読んだあとだったので、皇姫サラの登場ににやにやがww
今では世界を守る最高峰の巫女だけれど、千年前は凪を「駄犬」呼ばわりでしたものねww
ああ、凪のお師匠さまのこともちらりと話してましたね。
これはイリス第3巻も楽しみですね。
おもしろかった!!
Posted by ブクログ
シェルティスと魔笛の関係性が明らかになりました。1巻でユミィとシェルティスを遠ざけていたエルベルト共鳴も実はシェルティスを守るためモノもだったことが判明しました。
今後、この二人はどんな結末を迎えるのか期待大です。