【感想・ネタバレ】B.A.D. 8 繭墨は髑髏に花を手向けないのレビュー

あらすじ

「二人が殺されたからと言って、ボクに困ることは何もない」繭墨あざかは柔らかく、だが断言する。彼女の言葉は理解できるが、怒りは募る。ヒルガオを失った嵯峨雄介は、唐繰舞姫と繭墨あさとを殺すと言い、失踪した。この復讐を止めなければ、今度こそ彼の心は崩壊するだろう。焦りと後悔に苛まれる僕に、繭墨が告げたのは、あさとが座敷牢から抜け出したという最悪な事態の訪れだった--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第8弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 ヒルガオの死に接し、再び狂ってしまった雄介。彼は復讐を決意し、小田桐さんはそれを止めようとする構図。

 相も変わらず察しが悪い小田桐さんだけれど、誰かを救いたいという思いだけは本物で、だからこそ彼は救えなかった事に涙するのでしょう。

 雄介が戻ってこれるのか次巻を楽しみにしています。

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが僕らの小田桐君ですね!
ここまでイライラさせられる主人公とかもうそれだけで国宝もの。

前回に続き雄介回。
章の頭にある独白文が実は雄介のでそうやって前巻から振り返ると雄介の苦悩だとかがヒシヒシ伝わってくる。雄介に感情移入させようとか著者マジ策士。
そんな中で小田桐君は通常運転中。彼ってやっぱり不死身なんですかね?

それにしても短編入れるともう10冊なんだね。
ここまで読んでる人は95%の小田桐君のクズっぷりが好きな物好きな人と5%のゴスロリ好きしか残ってないに違いない。素晴らしき小田桐中毒。

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2012年05月20日

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