あらすじ
「二人が殺されたからと言って、ボクに困ることは何もない」繭墨あざかは柔らかく、だが断言する。彼女の言葉は理解できるが、怒りは募る。ヒルガオを失った嵯峨雄介は、唐繰舞姫と繭墨あさとを殺すと言い、失踪した。この復讐を止めなければ、今度こそ彼の心は崩壊するだろう。焦りと後悔に苛まれる僕に、繭墨が告げたのは、あさとが座敷牢から抜け出したという最悪な事態の訪れだった--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第8弾!
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Posted by ブクログ
ヒルガオの死に接し、再び狂ってしまった雄介。彼は復讐を決意し、小田桐さんはそれを止めようとする構図。
相も変わらず察しが悪い小田桐さんだけれど、誰かを救いたいという思いだけは本物で、だからこそ彼は救えなかった事に涙するのでしょう。
雄介が戻ってこれるのか次巻を楽しみにしています。