【感想・ネタバレ】B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみないのレビュー

あらすじ

「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は、僕に無邪気な笑顔をむけてきた。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながら--残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 今巻、初登場となるヒルガオ。雄介のかつての平穏を思い出させるかの如く、まるで狐の去った後の平和な日常の象徴の様な印象でした。だからこそ、穏やかな日常なんて無いとでも示すかの如く、儚く散ってしまい、この作品における日常が薄氷の上にしか無いのだと改めて突きつけられた気がします。

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2025年06月28日

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