【感想・ネタバレ】フルメタル・パニック!同情できない四面楚歌?(短編集)のレビュー

あらすじ

サザエが新鮮だったから――。ただ、それだけの理由で、絶滅危惧種の貴重な貝を殺した凶悪犯。残虐な手口で罪なき命を奪った殺貝者を暴くために、相良宗介率いる生徒会特別捜査班が動き出した! むごたらしい犯行現場で、宗介のゲリラ的推理が意外な犯人を追いつめていく!? (『磯の香りのクックロビン』より) 人外魔境の戦争バカ・相良宗介が正義の鉄槌をふるい、生まれついてのツッコミ娘・千鳥かなめが危地での潜入捜査に挑む!! 激動の学園ミリタリー・コメディ、短編集第4弾!お楽しみ書き下ろし短編では、さかのぼること1年――マオ、クルツ、宗介のウルズチーム結成秘話が明かされる!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

収録されている話のバリエーションが豊かな巻である。
最も印象的なのは書き下ろしの「エンゲージ、シックス、セブン」。マオと宗介・クルツの出会いの話。どういう出会いだったかはそれだけで面白いが、ミスリルのメンバー選定がどのように行なわれているかという組織の体制の情報が加わることで楽しみ方は2倍である。基本的にマオ寄りの視点で描かれているためマオの良い所が沢山出ている印象。しかし短編とはいえ敵に妙なコミカルさを付随する必要はなかったのではないかと思える。
完全にコミカルな「磯の香りのクックロビン」についてはいつもの短編らしい面に加え、「暴走する宗介を止めるかなめ」という普段の構図が成り立たない状況を作り出している為新鮮な面白さがある。「おとなのスニーキング・ミッション」も同様の魅力がややある。
なお、林水の過去に迫る「追憶のイノセント」は、まとめ方は良かったものの過程がやや淡白なのが勿体無い印象。ただし、この話から登場する「お蓮さん」の今後の短編での登場に期待。

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2011年11月09日

Posted by ブクログ

最強最悪の林水閣下も暗い過去があったとは....。

そして、書き下ろしの宗介、クルツ、マオの出会い。

特にさざえの話はツボにきた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「追憶のイノセント」ラスト付近の哀愁というか余韻が大好き。ええ話や・・・。 宗介とマオ・クルツの出会いの話もすげえおもしろい、マオ、てめえに惚れたよ―ーー(*´Д`)

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2009年10月04日

Posted by 読むコレ

再読。サブキャラにスポットを当てた外伝的内容の多い一冊でした。
特に林水の重要性を実感する作品です。
長編が軍事作戦パートであるなら、短編は差し詰め諜報部パートとでも言いましょうか。
宗介というキャラは単なる軍人ではなく、我々一般人の「軍事」というイメージを総合的にデフォルメしたものであるので、ASを乗り回すだけでは良さを生かしきれないのだと思います。
つまりこれからも宗介を生かすのに、諜報部の親玉である林水の存在は欠かせないと言っても過言ではないのです!
・・と、林水贔屓の立場から的外れな力説でした。
頑張れ閣下。

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2014年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

栄螺と追憶と大人と選抜の話。シリーズ七冊目、短編第四弾。林水生徒会長とSRTの過去に関する話が大半を占め、内容もいつになくシリアス風味。林水敦信はフルメタの中でも特に好きなキャラで「追憶のイノセント」は彼の中学時代に触れる貴重なエピソードではあるのだが本人はちょこっと顔を出す程度なのが残念。

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2013年03月12日

Posted by ブクログ

短編集の第4弾。
勿論学園を舞台としたバカ話もあるが今刊はシリアスな林水の過去の話やマオと宗介、クルツとの出会いのコミカルな話だったりと、バリエーションに富んでた。

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2010年07月10日

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