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サザエが新鮮だったから――。ただ、それだけの理由で、絶滅危惧種の貴重な貝を殺した凶悪犯。残虐な手口で罪なき命を奪った殺貝者を暴くために、相良宗介率いる生徒会特別捜査班が動き出した! むごたらしい犯行現場で、宗介のゲリラ的推理が意外な犯人を追いつめていく!? (『磯の香りのクックロビン』より) 人外魔境の戦争バカ・相良宗介が正義の鉄槌をふるい、生まれついてのツッコミ娘・千鳥かなめが危地での潜入捜査に挑む!! 激動の学園ミリタリー・コメディ、短編集第4弾!お楽しみ書き下ろし短編では、さかのぼること1年――マオ、クルツ、宗介のウルズチーム結成秘話が明かされる!!
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Posted by ブクログ
収録されている話のバリエーションが豊かな巻である。
最も印象的なのは書き下ろしの「エンゲージ、シックス、セブン」。マオと宗介・クルツの出会いの話。どういう出会いだったかはそれだけで面白いが、ミスリルのメンバー選定がどのように行なわれているかという組織の体制の情報が加わることで楽しみ方は2倍である。基本的にマオ寄りの視点で描かれているためマオの良い所が沢山出ている印象。しかし短編とはいえ敵に妙なコミカルさを付随する必要はなかったのではないかと思える。
完全にコミカルな「磯の香りのクックロビン」についてはいつもの短編らしい面に加え、「暴走する宗介を止めるかなめ」という普段の構図が成り立たない状況を作り出している為新鮮な面白さがある。「おとなのスニーキング・ミッション」も同様の魅力がややある。
なお、林水の過去に迫る「追憶のイノセント」は、まとめ方は良かったものの過程がやや淡白なのが勿体無い印象。ただし、この話から登場する「お蓮さん」の今後の短編での登場に期待。
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