あらすじ
エリカや祐理は護堂の仲間ではない…!? 草薙護堂(くさなぎ ごどう)は心労を重ねていた。七人目の魔王(カンピオーネ)である護堂を監視するために派遣されてきた、イタリアの魔術師・エリカやリリアナからの視線は厳しく、日本の正史編纂委員会(せいしへんさんいいんかい)からの使い、媛巫女(ひめみこ)・祐理(ゆり)は護堂を恐れている。不本意ながらも続いてきた日常を過ごす護堂だったが、なぜか彼には「今」の状況にぬぐえない違和感があって…!?
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クリスマス
時はクリスマス目前に控えた頃、神殺し草薙護堂は平凡な学園生活を過ごしていた。
『周囲に親しい女性の影もなく、イタリアからの監視者、エリカ・ブランデッリとリリアナ・クラニチャールや日本の媛巫女、万里谷祐理との距離を掴めずに…』
『何か大切な事を忘れているという想いを抱きながら…』
今回は護堂と相性が悪い権能の相手でした…
逆に護堂以外のカンピオーネなら大して苦戦しなかったかも…