あらすじ
中国、後漢時代。長沙郡の楚という部族は、武将・孫堅の配下に下ることになった。14歳になった孫策と周瑜は、長沙太守となった孫堅に挨拶に行くが、その途中で賊に襲われる。だが、孫策は賊の首領・芙蓉を見事なまでに打ち負かした。この芙蓉は実は男まさりで剣技に長けた17歳の少女で、しかも孫堅に帰順した賊の一人娘だった。常々、自分より弱い男のものにはならないと豪語していた芙蓉は、敗れた相手が年下で、しかも孫堅の長子であることを知り、それ以来彼のことが気になりはじめて…。
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Posted by ブクログ
かぜ江シリーズ第9巻。孫策に想いを寄せる男勝りな女の子登場な話。孫策のみごとな鈍感っぷりと、貧乏くじ引きっぱなしの
周瑜が見所です。勘違いされたあげく怪我まで・・・
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若かりしころの孫策、周瑜と
男勝りな少女芙蓉。
好きな人のためにがんばっちゃう芙蓉が
可愛い(*´▽`*)
爽やかな読後感に
続きも気になっちゃう!
Posted by ブクログ
年頃の女の子がたくさん(と言っても三人)出てきます、かぜこうシリーズでは異色。
芙蓉が女の子(作中では「女」「女性」という言葉を使っていたけれど、芙蓉の可愛らしさでは「女の子」かな……?)になっていくのがとてもきれいで、ドキドキする。
孫策の天真爛漫真っ直ぐ天然タラシっぷりと、貧乏くじを引かされて毎度ながら大変な目に合う周瑜。
索舜の一途さ、索トウのわだかまり、楚の人々も素敵。
爽やかで甘酸っぱい青春だなあ、読んでいて恥ずかしくなってしまった。
Posted by ブクログ
芙蓉という男勝りの女の子が孫策に恋をして、女の子らしくなろうと頑張るお話です。他の外伝に比べて孫策と周瑜があまりべたべたしていないのがいいかな。