あらすじ
山幽という妖魔である蒼太の腹の傷が癒えない。「陰の理を断ち切る剣」である八辻の剣による傷であることと都の結界の影響だと推測した女剣士・黒川夏野と国一の剣士・鷺沢恭一郎は三人で隠れ家へと療養に向かう。暫しの平穏を過ごす三人。だがしかし、現人神・国皇安良が予知した「大厄」の時は刻一刻と迫り……。「この世のあるべき姿」とは。妖魔の王・黒耀は何を思い、老術師・稲盛は何を企むのか。大河時代ファンタジー感動の最終巻!
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Posted by ブクログ
遂に物語が終わってしまった…。最後どうなるかなと思ったけど、悪者は気持ち良く死んで居なくなった。恭一郎がまさか死ぬとは思わなくて残念だった。夏野とキスしそうになってたから、夏野良かったねと思ってたのに。でも、夏野が由岐彦と結ばれたのはすごく良かったし、由岐彦がずっと想い続けて、夏野を待ってくれていて良かったと思った。最期まで素晴らしい旦那さんみたいだし。でも結ばれた2人の話を知りたかっなあ。この物語はいろいろ派生させようと思えば出来そう。めちゃめちゃ面白い世界観。
Posted by ブクログ
新装版が出る前から知っていたので、まずは完結というのが感慨深い。そしてさみしい(笑)ラストで登場人物たちの数十年後の姿に、あ~物語の幕が下りるんだとはっきり思わされました。夏野、蒼太、恭一郎の疑似家族トリオが好きでした。
しかし恭一郎もムベレトもずるい男だな〜!