あらすじ
理術師の樋口伊織は、妖かしの子・蒼太と女剣士・黒川夏野を同じ理一位の本庄に引き合わせるため、西の都である斎佳を目指すべく旅に出た。道中立ち寄った町が妖魔の襲撃を受け、応戦することに。戦いの最中、自身の力をうまくコントロール出来ない蒼太の身に妖魔が襲いかかる。絶体絶命と思われたその瞬間、頭上に暗雲が立ち込め、稲妻が妖魔を撃ち抜いた。これは己の力ではない、まさか妖魔の王・黒耀が──。傑作時代ファンタジー第一部完結!!(解説・吉野 仁)
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Posted by ブクログ
ファンタジーに有りがちな都合良く事が運び過ぎないのが、良い。
話のスピードは早くないが、中弛みするほどではない。
移動手段からして空を飛んだり瞬間移動がないので、現実的だと思う。
Posted by ブクログ
知らぬ間に第二部の一冊目が出ていたので慌てて一部の最終巻を読む。
決して物語の進みが早い作品ではない。ファンタジーの割には成長速度があまり速くない、というのはちょっと歪んだ感想かもしれないけどそんな感じ。
主人公キャラクター2人が少しず悩みながらも進み、今回は一つの決着を見せた。
この物語の良さは世界観とキャラクター。今回もそこはよく生きていたなぁ、と思う。何様目線やw
2023.10.27
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Posted by ブクログ
面白かったけど、今回で稲盛と決着着くのかと思っていただけになんだかもやもや。第一部完結ってあるけど、完結七なのか…。
夏野の中々女性らしさが出てこないし、由岐彦とは結ばれなさそうで残念。お母さんがキレイなら、夏野にもその片鱗があっても良いのに…。ずっと少年剣士…。そこももやもや。今回はもやもやだったなあ。