あらすじ
アニメの原作・脚本・監督を手がける磯光雄が信頼を寄せる脚本家・宮村優子が、2人の少女の葛藤と友情、仲間との絆などを細やかに描いたジュヴナイル小説最終巻。
202X年、フシギ都市・大黒市。ヤサコとイサコを中心とした子どもたちが“電脳メガネ”の秘密をめぐって冒険を繰り広げる。
ついにメガネのリミットを迎える“最初のひとり”が現れた。8年前の事件と7年前の事故の真相、そして“メガネの秘密”にたどりついたヤサコは、イサコを救うことができるか?
“メガネ最後の一年”の謎がすべて明かされる最終巻。
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Posted by ブクログ
「電脳コイル」の世界をここまで掘り下げてくださった宮村先生に感謝したい。最後の怒涛の伏線回収お疲れ様でした。元々電脳コイルは複雑な仕組みや仕掛けの種明かしをするのもそれと少年少女の感情をリンクさせていくのも上手く描き出すのは難しい作品だと思っていたので全て丁寧にまとめてくださったことも素晴らしい。最後のイサコの描写については、アニメより好きです。
Posted by ブクログ
アニメとは違った展開での結末でしたが、よかった!!こわいこと、悲しいこと、つらいこともあったけど、こんなドキドキいっぱいの夏・秋・冬を冒険し、卒業していく彼らが、懐かしい気分とともに、うらやましくて仕方ない。私はこんな冒険できなかったな~;
あの4人も、ノベルオリジナル(?)設定になぜかハラハラしましたがなんかうまくおさまってよかったよかった~みんな、わりと幸せな感じです☆
Posted by ブクログ
全ての謎が解け始める・・・
ミチコさんの正体、ヤサコの祖父の秘密、イサコの家族の真相・・・
「電脳コイル」は、他の小説と比べてスラスラと読むことができた。だが、小学生はヤサコたちのように、相手の言葉の意味を、それほどまでに理解しないと思う。
昔、アニメを見たけれど、ほとんど内容を覚えていないので、もう一度見てみようと思う。
Posted by ブクログ
完結。最終巻だけあってもう大変!
ハラケンが好きだったので、彼の処遇はチョット可哀想。ヤサコとくっつく展開は無しか!!!
イサコとヤサコについてはきっちり成長して、すっきりと終われたと思います。
マリリンマリーンの事でモヤモヤして読み返してたんですが、結局322ページ頭の猫目の台詞が答えなんでしょうか?
余計モヤモヤするわ!!!(笑)
Posted by ブクログ
12巻読後時点で、実際はあと2冊はあるかな、と思っていましたが実際に終わりました。表紙のふたりにめがねがなくなっているのが、象徴的です。猛烈な勢いで謎を回収していくのですが、この内容ならアニメ版を素直に小説にしたほうが良かったと思います。ただ、長いだけになってしまいました。