【感想・ネタバレ】電脳コイル4のレビュー

あらすじ

アニメの原作・脚本・監督を手がける磯光雄が信頼を寄せる脚本家・宮村優子が、2人の少女の出会いと友情、仲間との絆を細やかに描いたジュヴナイル小説第4巻。

今より少しだけ未来の202X年――。子供たちの間でウェラブルコンピュータ“電脳メガネ”が大流行していた。このメガネをかけると、街のどこからでもインターネットに接続して、必殺技を手に入れたり電脳ペットを飼ったり…とびきり刺激的な秘密の遊びができるのだ。
空間が壊れやすく妙なことがたくさん起こるフシギ都市・大黒市で、ヤサコやイサコ、その仲間たちによる“電脳メガネ”の秘密をめぐるひと夏の冒険がはじまる。
夏合宿を楽しむ真夜中の学校で、果たし合いを決行するダイチ率いる<大黒黒客>と、ヤサコ・フミエら<コイル電脳探偵局>。ただの電脳肝試し対決のはずが、思わぬ事故のせいで、それは小学校中を巻き込む大騒動となって……。

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Posted by ブクログ

「こうすると出来上がりがなめらかになるんだよね」
夏休みの夜の学校で繰り広げられる《メガネ》を賭けた果たし合い!そこで子どもたちが目撃した光景とは!?─────


4冊目。ちょうどアニメが再放送したり配信されたり、まだ人気があるのが分かって嬉しい。
4巻は夏休み編。小学校の夏休み、《メガネ》の最後の夏休み。メインキャラ以外の掘り下げも徐々にされて、キャラへの思い入れが深くなる。アニメ版はテレビ枠があるから、メインキャラ以外の掘り下げが難しいと思うけれど、こういうメイン以外の部分を鮮明にしてくれるところが小説版の良いところだと思う。フミエちゃんは将来いい女になるだろうなあ。少しずつ出会い始めて、少しずつ動き出すストーリー。神の目で読んでいた点が繋がっていく様が気持ちいい。アニメ版の結末はすっかり忘れているので、まだまだ楽しみ

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2022年03月13日

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