【感想・ネタバレ】緋弾のアリア XVI 星の砦の人狼のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月26日

赤松氏は、宇宙ってか制空圏好きですよね。今までの作品必ず行ってる気がします。

さて、早速感想の方を書こうと思うのですが、
この感想を読んでくれてる方は、『Bourtange』をGoogleで調べると、この巻に書いてあるのが本当のことなんだと理解できるかもしれません。
ってか、本当に星形なんですね。...続きを読む眉唾ものだと思っていましたが、真実かと。いや……私がしらないだけで有名話かもしれないです。

今回、探偵してるとか純粋に思いましたが、実際のところ逃避行がメインでしたね。某他の作品じゃないですが、アリなんとかさんにそろそろなっちゃいそうです。
探偵と思ったのは、まぁ裏切りを探すという話です。
結果的にいえば、ジャンヌは裏切りものではなかったです。その時には既に入れ替わっていたということですね。
そこまで意識して読んでなかったのでわかりませんでした。
宗教的なものって怖いですね。これからの闘いはどうなってしまうのか、見ものです。結果的にあの団体全てが敵になった瞬間ですものね。
「あなたは、知りすぎた」
よくある台詞ですが、ちょっと鳥肌ですね!

そして、HSSの強さを垣間見れる巻ともいえます。
一度見れば、超能力系も対処できるらしいですし……外伝の方のキャラクターは太刀打ちできないんじゃないんでしょうかね?
というかレーザービーム回避したんだから、メビウス程度余裕じゃね? とか素直に思います。
むしろ、前々回の闘いのほうが強かったと思います。
プラスして、本当にエネイブルになってしまいましたね。殺しても死なない男、呪いの男。
人間をどんどんやめていく主人公。
人間には無理とかいいつつ、人間を越えていく。ある種のギャグですが、中二病でいいです。

あとはそうですね……ぶっちゃけ外伝キャラクター(アリスベルたち)がキンジに勝てる要素がほぼないと思うんですよね。設定上、キンジは味方がやられれば『レガルメンテ』、瀕死になれば『アゴニザンテ』、そして『ベルセ』と。
対して、外伝キャラクターは、身体能力の100%。そして、目とコートぐらいですかね。ぶっちゃけ、限定された強さなんですよね。防具破壊のメビウス(チャージ時間等問題がある。
目だけでいえば、
コードギアスでいう『未来を見るギアス』 vs 『生きろ!ギアス』のスザク。あんな状態になると思います。
コートもそうですね。鵺に破壊されてることもありますし、壊せないこともないです。
とまぁ色々と外伝キャラクターの特徴を書きましたが、キンジには強さの限度がありません。しいていうなら、HSSにならないと人間。
よって、そもそも勝てる状況を作らない限りでは、外伝キャラクターは勝てません。
本巻でのHSSなしでの闘いがまさにそれです。

それとフラグ回収が早いというか、フラグがフラグとなっていないので、ラストはもう予想調和過ぎてなんかなぁって感じです(サブタイトルの部分
あからさまってのも好きな人は好きなんでしょうがなんともいえない。
リサとアリアのバトルもそのうちあるんでしょうね。
痴話喧嘩が増えますね(ニッコリ

さて……これからの物語は魔女vsキンジとなるのでしょうが、ジャンヌ捕まってますしどうなるのかなぁと、次巻が楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月07日

【あらすじ】

 東京武偵高校、そこは武力を行使する――通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。ナチス・ドイツ残党『魔女連隊』との戦車戦に辛勝したキンジだったが、ヨーロッパ戦線で絶大的な強さを誇...続きを読むる『妖刕』の襲撃を受け、『死』を予告される。さらに、味方であるはずの師団からも裏切り者の嫌疑をかけられ、たった1人で逃亡することに。眷属・師団の両方から狙われ、窮地に陥るキンジだが――その逃亡中に遭遇したのは、キンジとは反対に眷属から脱走してきた臆病者の戦士・リサで……? 大スケールアクション&ラブコメディー第16弾!

【あとがき】

 ……シャンシャンシャンシャン……
 鈴の音と共に! 今年も! 赤松サンタの季節がやって参りました!
 今回も、この小説16巻・コミック版9巻・緋弾のアリアAA7巻の一斉発売!
 アリアAAの7巻では、かなめの登場に加えて……本編小説ではまだイラストになっていない金三ことジーサードの姿もチラッと描かれてます。こいつは必見ですぞ!

 確認してみたところ、この小説は2巻、5巻、8巻、11巻、キャストオフ・テーブル、16巻と、これまで6年連続でクリスマスに刊行させていただいております。
 私が小学校5年の時の文集で『将来なりたいもの』に『サンタクロース』と書いていたのが、今にして思えばちょっとした予言書になっていたのですな。
 6年の文集を見たら『将来なりたい職業』に『戦士』と書いてたので(小6にもなって何書いてんだ私)、そっちも実現してしまう時に備えてマッチョになっときましょうかね。
 ていうかこれは『ドラゴンクエスト』の影響ですな。職業と言われてゲーム内の職業を思い浮かべてしまうあたりに、赤松少年のアレな感じがうかがえます。
 さて、ゲームといえば、モーイなお知らせがございますよ……!
 来年、バンダイナムコゲームスさんより『超ヒロイン戦記』というゲームが発売される予定になっております。
 こちらはジャンルの垣根を超えて集まったヒロインたちが戦うシュミレーションRPGなのですが、そこになんと! 本作・緋弾のアリアのヒロインたちも参戦するのです!
 私も監修させてもらいましたが、アリアたちがそれはカッコ良く&可愛く動いてました。もちろん声優さん達のボイスもバッチリ入ってましたぞ! いやー嬉しい!
 ハードはPlayStation3とPlayStationVita対応で、2014年2月6日に発売予定となっております。詳しくは、ゲームの公式ホームページをチェックして下さいね!
 今年は『ガンスリンガーストラトス』で二丁拳銃を撃ちまくったり、幼女先輩のいない隙を見計らって『アイカツ!』に勤しんだりと――ゲームセンターをエンジョイしていた赤松ですが、来年はさらにゲームライフを満喫できそうです!

 ……だ、大丈夫ですよ? 『ゲームは1日1時間!』で、キッチリ原稿も書きますからね。
 ではまた、次はオランダにチューリップが咲く頃に――本屋さんでお会いしましょう。

      2013年12月吉日 赤松中学

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月31日

冒頭から「やがて魔剣のアリスベル」の主人公、妖刀の静刃と、本編主人公のキンジとの対決シーンから始まる。
15巻でのレビューでも書いたが、このクロスオーバーは個人的に嬉しくない。
静刃とキンジとの対決ってあんまり楽しめないんだよね。
どっちが勝っても負けてもすっきりしないし。
だいたい、静刃は3分間し...続きを読むか戦えないんだから、何らかの要素で時間が長引けばキンジの圧勝。
となると、物語的にその3分間は静刃の圧勝ってことになるわけで。
つまりは、「最大の力を発揮した静刃にキンジは勝てない」って構図が出来上がり、それはそれで面白くない。
逆に「最大の力を発揮した静刃と、最大の力を発揮したキンジは対等」ってことになると、時間制限のある静刃は圧倒的に不利になる。
協力ならともかく、対決させるべきじゃないと思うんだよなぁ。
それよりなにより。
この二人の主人公、「出会った少女を片っ端から惚れさせる」属性持ち。
キンジにときめくビビやアリスベルとか、静刃に赤面するアリアや白雪とか見たくないわけよ。読者的にはさー。

もっと、キンジと静刃が女に対する苦労話で共感するとか、アリアとアリスベルが男に対する不満で共感するとか、そんな軽いノリのクロスオーバーなら楽しめたし歓迎だったんだけど。
どうもこのクロスオーバー、かなり重い設定で物語の縦軸にがっちり絡んだものになっていそうで、正直不安だ。

さておき。
今回は既存ヒロインのほとんどが退場。
新ヒロインのリサを向かえ、心機一転した内容になっている。
形的には香港編の最初に近い。
ただ、香港編では猴とユアンでヒロインが軽くぼやけたけど、今回はリサ一人なので徹底している。
その分、ジャンヌの扱いが軽すぎた感はあるが、やはりエピソードごとに焦点を当てるヒロインは少ない方が良い。
クライマックスのV-2戦は、正直これまでの戦いの焼き直しって感じでいまいち盛り上がらなかった。残念。

静刃に続いてアリスベルも登場したわけだけど、ほとんどしゃべらないし立ち位置が良くわからん。
どうも、歴史を変えるために時間を逆行しているような印象は受けるが・・。
ということは獏はともかく、ビビやキリコあたりはアリアの世界には絡んでこないのかな。
たぶん、雰囲気的に、アリアの世界では刃静とアリスベルは強敵として登場し、アリスベルの世界ではキンジやアリアが強敵として登場するってスタンスなんだろう。
アリアの世界では静刃達が勝利し、アリスベルの世界ではキンジ達が勝利するのかもしれないが、それって面白いか?
どこまでもそこは否定したい。

他にもこの16巻では新キャラが登場している。
颱風のセーラと、鬼の閻。
セーラはジト目少女でキャラ的には好きなんだが、世界的にはかぶりすぎ。
まずレキとかぶるし、キリコともかぶるし、どう扱う気なんだか予想がつかん。
むしろ、誰ともかぶらない大女の閻に個人的には期待したい。
次のヒロインは閻で行こうぜ!作者がんばれ!超がんばれ!
桐嶋カンナ以来の萌え大女を魅せてほしい。

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