あらすじ
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
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Posted by ブクログ
清朝末期、科挙に挑む若者。その若者を慕う少年。
そのあと、日清戦争後まで激動の中国を背景に主人公やその周囲の一団がたどる運命とは。
科挙や、宦官、宮廷内の暮らしなど精密に描写されていることで圧倒的なリアリティを備えている。(そして長い物語となる)
Posted by ブクログ
4冊長かった…やっと読み終えた…
宝塚で舞台化してたから気になって読みました。
歴史フィクションおもしろかった!
やっぱり革命前というか時代が変わるところを題材にした歴史物は面白い。
そして、雪組さんの再現度すごい。本の人物そのままで演技されてた。
そして脚本もすごい。いい感じにそれぞれの出番を振り分け、話の本筋は変えず、脚色して、見応えある舞台になってました。
舞台見てから読んだから話も理解しやすかったかも。
以前壬生義士伝も舞台化したから読んだけど、ほんっっっとに読み辛くて大変だったから蒼穹の昴は楽しめてよかった。
でもやっぱり第三者視点の語り草の場面は読みにくかった。そういう書き方好きなのかな?