あらすじ
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる──私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す……。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!? 後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは──!?
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Posted by ブクログ
今回は上下の2巻セット。
相変わらずスラスラと読める。
一心が刺された時は泣いてしまった。
今回は、後藤がすごくいい感じ!
特に奈緒との関係が好き!
後半も楽しみ!
Posted by ブクログ
【あらすじ】
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる──私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す……。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!? 後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは──!?
【感想】
Posted by ブクログ
まだまだ上巻で事件もこれから解決に向かうといったところだが、
このシリーズの中では一番ハラドキしたとおもう。
一心の危機など、晴香の想いだの、このままのモチベーションで続いて欲しい。
Posted by ブクログ
シリーズ6作目、上巻。
またまたショッキングな出来事が起きる。脳死状態と判定された一心…でも魂はまだそこにいるという八雲。八雲を信じて、一心がこちらの世界に帰ってくると信じていて良いかな…
それにしても七瀬美雪は、とても不気味。何としても真相を明らかにして、ちゃんと報いを受けて欲しい。
後藤の妻とのあれこれ(過去に何があったか、お互いをどう思っているか)も、この巻で明らかになる。一人で抱え込まないこと、大事。何事も共有したいし甘えて欲しい敦子の気持ちも分かるけど、私も後藤のように抱えがちな人間なので、気をつけたい。
Posted by ブクログ
収監されいてい身でありながら八雲の叔父である一心さんの殺人予告をした美雪。
できるはずがないのに一心さんは刺され危篤状態に。
自分のせいだ、と自分を責める八雲。
こんなもの、とコンタクトレンズを踏みつけたときの八雲の気持ちを考えると泣きたくなりました。
脳死を人の死と認めていいのか、難しい問題ですね。
残された家族にとって、臓器提供を同意することは本当に大変な葛藤があると思います。
どんな形であれ生きていてほしい、と想う気持ちがきっとあるのですから。
Posted by ブクログ
七瀬美雪がなんともキャラ立ちすぎて、ちょっとなぁという感じ。当初は「霊が見える」ことの役割はさほど大きくない。もちろん特殊だし、霊から得られる情報は重要なんだけども、推理の切れ味はそれに勝る。
しかしながら、七瀬美雪が主役級の登場をし始めて以降、どんどんあり得ない感が増して、単なるオカルトになってきた印象。なんか惜しい。
ただ、主役級以外の登場人物たちが活躍し始めて、楽しさは増したかも。
Posted by ブクログ
「私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す」七瀬美雪は言った。果たして、拘置所の中から外部にいる人間を殺害することが可能なのだろうかーー。
一心を刺したナイフや犯行現場の窓枠から美雪の指紋が見つかってはいるが、なんとなく美雪に捜査を誘導されている気がする。謎を多く残したまま、下巻へ続く…。
Posted by ブクログ
前の巻で、圧倒的な悪意の塊であった、七瀬美雪がつかまって、平和が訪れたと思いきや……
今度は、その美雪が、八雲のおじである「一心を殺す」と言い出した。
美雪自身は、拘置所の中にいる中で、そんなことができるわけない、と思うが、実際に一心は自身の寺の御堂の中で襲われてしまう……
一心が襲われたことで、八雲自身も不安定になり……
という話でした。
八雲を傷つけたいがために、あの手この手を講じてくる相手に八雲がどう戦っていくのか、を考えないといけない状況にずるずると追い込まれていく上巻。
下巻で八雲がどのようにこの敵と向き合うのか、楽しみにしています。
Posted by ブクログ
2020/9/9
上巻やし詳細は下巻へ。
ただ一箇所、石井刑事が「殺害した」って言ってしまってるのが気になった。
一心さん死んでないから!ちょっと杜撰やないの?
だって彼らは知り合いで、責任も感じていて、切実に生きていて欲しいはずなのに。
こういう細かいとこで引き戻されることが多いのよね、このシリーズ。