【感想・ネタバレ】猫はわかっているのレビュー

あらすじ

現代を代表する人気作家たちが、猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説集第二弾!

猫が一生に一度だけ、人間の言葉をしゃべる!? 仕事と家事・育児にフル回転の雑誌編集者、九美が余命幾ばくもない猫を引き取ることになり……(村山由佳)
野良出身、いまは堂々の家猫ニャアが野犬に襲われ、まさかの!?(阿部智里)
火事が起きたとき、妻と双子の息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていた?(長岡弘樹)
妊娠した姉から預かった猫との生活に、私の人生観が変わりだし……(望月麻衣)
ほか、有栖川有栖、嶋津輝、カツセマサヒコらが登場!

話題の前作『猫が見ていた』に続く、謎と企みに満ちたオリジナル・アンソロジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

猫にまつわる7編の短編。それぞれに猫の特徴をよく捉えている作品たち。

阿部智里さんの『50万の猫と7センチ』は、タイトルからはどのような内容なのか全く想像できなかったが、一匹の茶トラとこの猫に関わりを持つようになった一家の物語は、これはもしかしてドキュメンタリーなのかと思えるほどにリアリティがあって、ほっこりしたりハラハラしたりして愉しめた。

それにしても、「猫に九生あり」という諺は聞いたことがあったが、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るとは知らなかった。そんな馬鹿なとは思えず、彼らならやりかねない!

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】村山由佳「世界を取り戻す」/有栖川有栖「女か猫か」…学生アリスと江神部長/阿部智里「50万の猫と7センチ」/長岡弘樹「双胎の爪」/カツセマサヒコ「名前がありすぎる」/嶋津輝「猫とビデオテープ」/望月麻衣「幸せなシモベ」
猫好きの愛が溢れている短編集。読んでいるとかわいいのはわかる。

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2022年01月17日

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