【感想・ネタバレ】皇国の守護者5 英雄たるの代価のレビュー

あらすじ

「皇国」皇都の危機を救った六芒郭臨時防衛部隊―新城支隊は窮地にあった戦姫ユーリアと共に決死の脱出行の末、皇都に帰還!皇国に一時の平隠をもたらした新城直江の巨大な功績は滅亡寸前の古都で衆民の歓喜と将家の怨嗟を生み出す。休息もつかのま「帝国」軍の冬季攻勢が始まった。

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人と龍が共存し、様々な取り決めを持った大協約世界。日露戦争を彷彿とさせる戦場が舞台の架空戦記小説です。世界観や人物像、戦記物には必要不可欠な戦略・戦術が細部まで深く作り込まれ、その説得力には感嘆のため息が出るばかり。
主人公・新城直衛は、剣牙虎(サーベルタイガー)を戦力として運用する実験部隊「剣虎兵」の中尉。圧倒的な戦力差を持つ「帝国」に攻め入られ、味方の撤退支援のため敗北必至の戦いに臨まなければならなくなります。
「莫迦と勇者は命の値段が違う」「嫌だ嫌だ。凄く嫌だ。英雄なんて冗談じゃない」……主人公は冷徹かつ現実主義なのですが、だからこそ余計に戦場の苛烈さを感じさせます。
ファンタジー要素も幻想的というより現実的な描写、例えば部隊員である導術兵の主な役割は通信や索敵など、実に実際的。どこまでも最悪な状況下、それでもその中の最善を求め実行する……彼らがどう戦い、どう進み、そしてどこへ辿り着くのか。戦記が好きな方はぜひお試しくださいませ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 東方辺境領姫を連れ帰るという快挙を成した新城。それは他者の嫉みをも同時に買うものであった。ってとこまで書いてほっといたら忘れてしまった。でも面白かったことだけ覚えてるので★5。

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2011年09月09日

Posted by ブクログ

 六芒郭防衛戦その後。

 vs帝国は歴史物として読めたのだけれど、ユーリアが下ったあたりから、昼ドラになっている感が。

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2010年10月03日

Posted by ブクログ

皇国対帝国の戦いはついに冬期へと突入していた。
六芒郭でこもっていた新城支隊は六芒郭を爆破しながら撤退を成功。
皇都に戻った新城支隊は凱旋パレードに出席。
そして・・・・。
以上がさわりの部分だが、やはり暗い。だが、すこしずつ戦争が激化してくる。
6巻以降がかなり気になる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んだきっかけ:漫画が面白かったから。

かかった時間:2/12-2/14(3日くらい)

内容:第5巻は、六芒郭脱出戦、姫の篭絡から皇都の日々、そして急転直下虎城戦へ。

いきなり、姫がさらわれています。
ついていけません!
とはいえ、頑張ってついていきます。
面白いので。

挿絵の新城が、かなりイメージが狂うのですが、漫画版に影響されすぎたのでしょうか。

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2013年03月31日

Posted by ブクログ

小休止からまた戦闘の巻です。
続きがおおいに気になるところで終わっています。
でも、この巻で初めて佐脇に少し好感を持ちました。

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2009年10月07日

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