あらすじ
怪談——それは夜の巷に潜む、報われぬモノの物語。不浄の魂を浄化する異能の怪談作家と、その弟子による怪異譚スタート！
地方から大学受験のために上京した鳥居狭は、予備校を辞め、アルバイトをしながらネットカフェを点々としていた。夜勤明けに公園で寝ていた彼は、悪夢を見る。昏い湖、水面に浮かぶ女の水死体、それを湖沿いの道路から見つめる自分、水のしたたる音……。そして、背後に何者かの気配を感じた刹那、自らを呼ぶ声で覚醒すると、目の前には、母の形見の木製人形「おしら様」が鎮座していた。母方の実家で「家の守り神」とされているおしら様は、狭が悪夢を見ると、必ずしまっていたはずなのに目の前に現れる。そして悪いことにその悪夢は、この後、彼の身に起こることを暗示する予知夢でもあった。
公園を後にし、さらなる睡眠と食べ物を求めて「寄席」に立ち寄る狭。弁当を食い、うとうとしていると、舞台ではベテラン噺家の「怪談」が披露されていた。昏い湖の水面に浮かぶ女の話——。狭が「あの夢の……」と気付いた刹那、水が滴る音が聞こえ、背後から女の幽霊が現れる。幽霊は狭を凝視すると「○○さんじゃない」と言い残し消えていった。幽霊が出現する「本物の怪談」を語った普光院透里を追いかけ、「弟子にしてください」と告げる狭。丁重に断られたものの、透里から件の怪談の「ゴーストライター」と紹介された石神井包が訊ねてきた。
「鳥居くん、君幽霊見えるでしょう？」。ゴーストライター・石神井包とその弟子・鳥居狭による怪異解放の物語が始まる！
感情タグBEST3
面白いと思いました！寄席をネタとして入れてくる漫画は初めて見たし、またゴーストライターに本物のゴーストをかけているのはありそうでなかった気がします。お化けシーンもしっかり怖いです。
匿名
科学の発展したはずの現代社会で起きる怪異。人の心というものはいつの世でも超常の存在を認識し、そして脅かされてしまうのかもしれない。何が現実なのかという問いはナンセンスだ。主観の数だけ現実は存在している。
好きです
タイトルから想像していた展開とはものすごいくらい違ってましたが、とても心を打たれました。先が楽しみで仕方ないです。
匿名
続きが気になる！
安かったので全話イッキ買いしました。
面白いし読みやすいのでサクサク読みましたが、良いところで終わってるので続きがとても気になりますね。
タイトルで想像したのと違ってホラーでした。ホラー無理なので夜読んでしまって後悔…断念しました。多分絵とか流れとかが上手いからこそ怖くて無理だった。
最初から最後までとりあえず意味がわからなかったです…でも怖かった！始まったばかりなので次が楽しみです。でも怖いのは苦手なので怖くないといいけど…
めずらしいサスペンス。
悪夢を見るとこの後、彼の身に起こることを暗示する予知夢でもあった。
現実なのか夢なのか話なのか読んでてわからなくなるがドキドキして夢中になる感じ。
匿名
滴り落ちる血、湖面に浮かぶ女性、主人公に絡みつく青白い手…とジワジワ恐怖を煽るホラー表現にセンスがあって面白かった。タテヨミ作品でここまで秀逸な画面作りしてる作品は初めて読んだ。
匿名
古さのなかに新しさが
基本的にはホラー要素が多めですが、謎が浮上してくる展開もあって、読みごたえが感じられます。古風な話のなかにも斬新性が発見できる特徴があるので、怪異が関連してくる話を好む人には是非おすすめしたいですね。イラストも迫力があって良いと思いました。
匿名
無料4話
今2話読んだところですが、これは縦読みじゃなくて普通の横読みで配信が良いと思います。
ホラーなので話の余白的なコマが多いのですが、縦読みだとコマ割りが無駄に細かくてめちゃめちゃ読みにくいです。
ストーリー的にはしっかりホラーなので怖い話が苦手な方はお試しで確認した方が良いかなと。
私はホラー大丈夫なのですが、絵も言い回しもちょっと分かりにくいところがあり、縦読みのイライラと相まってしまい、面白そうなのに読みたくないという困ったことになりました。笑
主人公は何で学校を辞めてしまったんだろう？霊感のせいなのかな？今、主人公がどういう状況に置かれているのかがわからないですが、何かに付きまとわれている感じはします。
匿名
続きがとっても気になりました。
寄席って行ったこともないので漫画で読むと新鮮でした。
話し手さんとリンクしている主人公の体験をリアルに感じました。
ゴーストライターって裏方代わりの書き手という方じゃなくて、幽霊ネタのライターってことなんだなって思っていたのと違いました。でも、怪談としてはおもしろそうです。
匿名
おもってたんと、、
タイトルと思ってた内容が異なってたけど、意表をつかれた感じで面白いです。これからの展開が楽しそうです。ゾクゾクしながらも時々ページを見返して何度かみたくなります。
シリーズ作品レビュー
