石井聖岳のレビュー一覧
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七夕の絵本だとは思わなかった…。
正確に言えば七夕に関してのことなのだが。
男の子が七夕におねがいごとをするのに短冊に書いたことばが「おこだでませんように」である。
おともだちは、「サッカーせんしゅになれますように」とか「ピアノがじょうずになりますように」なのに。
おこられませんように、というのはこの男の子にとっては、いちばんのおねがいであることに気づいたとき…
先生は、ええおねがいやねえと泣いてほめてくれた。
おかあさんも先生からの電話のあとで、ぎゅうっとだきしめてくれた。
たなばたさま ありがとう。
ほんまに ありがとう。
きょう、ぼくは ものすごく しあわせです。
おれいに ぼく -
Posted by ブクログ
思い切りがよくて迫力のある絵です。まるで子どもの想像力が無敵なのを表しているようです。
うちの子がこいのぼりに対する憧れから手に取りました。親は就寝に向かうために読み聞かせをする。その意図を感じとってか、就寝とは逆方向の元気な歌を歌う。これもポイントだったかもしれません。静かになっていくべきタイミングで楽しそうに悪ふざけしながら歌う子どもたちが登場しますからね。それに引っ張りまわされてへとへとになるお父さんが登場するのもしてやったりだったことでしょう。現実と絵本と重ね合わせていたのかもしれません。
※いつ読んだか、何回読んだかわからない。 -
Posted by ブクログ
登校中にちょっとしたいたずらがきっかけでふしぎなことが起こるが、ふとしたきっかけでまた登校班にもどるお話。
そういうことがたびたびある。それを四季それぞれにその時期らしさが描かれ、
日常から非日常への切り替わりと非日常から日常にもどる切り替わりが、なんともふしぎにすっと入れかわっている。
1年生のひろとが主人公で、そのふしぎな体験のために遅刻したり途中いなくなったりするが、周りの上級生たちもなんとなくおおらかだ。
それは自分も同じような体験をしたことがあるからだというあたたかさを感じる。
一度読んだ時はこのお話のよさがわからなかったが、二度読んだらおもしろくなった。