得能正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あれだけ前巻のラストで大見得を切り、引きの扱いを受けたリツチームのステージが描かれないとは思わなかった。てっきり他チームとの実力差を見せびらかすものになるのかと……
チームテストが終わり発表されるのは個人順位とチーム順位。概ね妥当と言える部分とそのような評価基準をトレーナー達は持っているのかと認識を改めさせられる部分があったり
評価の高いチームに居る者が高い個人順位に居るのは納得として、各チームのリーダーも評価が高くなるのか。予選や初日での順位が低かった美海がこのテストでは2位というのは驚きながらも、集団における実践的順位付けを行おうとした際にはそのような順位付けになるのかと思わせたり
そして肝心の脱落者はやはり夢になるのか…
それが発表されてからのアリアの言葉は思い遣りに満ちているね。最初の脱落者になってしまったとはいえ、この三次審査にはアリアのお眼鏡に叶う形で参加できたのだから見込みは有ったという事になる。だからこそ、ここで去る事になったとしても彼女の人生が善いものとして続くように言葉を贈るのだろうと思わせたよ
ただ、夢の脱落は小雪に嫌なプレッシャーを与えるものになったようで
本人は最下位に納得していたのにチームの助けで脱落を免れた。眼の前で脱落した夢の号泣には彼女の本気が詰まっていた
それを思い知らされた追い込まれ感は流石に心配になる……
が、一方でこの試練が小雪に2次審査で垣間見せたオーラを再び発揮させるものになったら面白いとも思ってしまうよ
新たに付けられた順位で始まる白星・黒星の生活。最も注目したくなるのはやはり美海と律が同室になった点か
チームテストでは1位と2位。けれど、単純なスキルの高さによるものではなく律が言うようにリーダーとしての素質が判断要素ならどちらかが落ちる可能性が高い。ならこの2人には熾烈な競争が始まったって可怪しくない
…のだけど、関係なく律と仲良くしたいと言える美海はイイ子というかそれこそリーダー気質との印象を受けるね
というか、双方リーダー気質で気が合うからって隠れて飲酒なんてやらかすとは思わなかったよ!そのせいで飲酒バレするかもな事態に陥る2人の慌てぶりには笑ってしまったよ!
さておき、新たな審査は星取り戦ですか。5人が順繰りに歌うという形式はまあ良いのだけれど、5人に選ばれなかった者は補欠にしかなれないというのは随分厳しいと云うかバランスが悪いような…
でも、観戦者がスタッフやクルーになるという事はステージ上の振る舞いだけでなく、本番に至るまでの振る舞いも評価に含まれる?なら、補欠でも戦いようは有るのかな?
そのように捉えると審査本番までの時間に必ず外出が求められているという点も何か意味があるように思えてしまうね
リーダー美海の下に始動する白星組の準備期間、まさか優梨が不満分子になるとは思わなかった……
美海には従いつつも彼女をぶっ潰す為に明らかな挑戦も厭わない。自身を頼る紬に依存していた優梨としてはその紬を奪ったかのように見える美海は許せないという事か
美海は随分と厄介な人物を敵に回してしまったものだ。まあ、美海は優梨から恨まれる理由に思い至っていないから優梨の独り相撲としか言い様のない事態では有るんだけども
この事態が美海や優梨の輝きを高めるものになるのかな? -
Posted by ブクログ
チーム編成もされてサバイバルオーディションも本格的に開始!というタイミングで受験離脱が発生するとか流石に衝撃が過ぎる…
実際のオーディション番組でも受験とかで一時離脱する事はあるらしいけど、一度乗ったら降りられない感のある客船から普通に降りていく愛音は目立つね
オーディションに挑む一方で別の人生への道も歩む。そういう光景を見たからこそ話題になるのは他の道も持っているのかという点だね
メンバーの中では実力が低い方な小雪が大卒新人としては勝ち組な進路を確保していたのは驚き。そういう話を聞くとオーディションに懸けている者達と微妙な壁ができる。小雪の不幸はその壁を認識できてしまう点か
実力者揃いであっても上手く纏める意識が強すぎて調子が合わなくなってしまったチームヒトエ
偏はリーダーとして気張りすぎてしまうが故にチーム内に不和を齎してしまっている。依吹はその現状が問題と理解してもそれを変える力はない
そう思えば、迷えるタイミングで美海と出会えた事は彼女にとって途轍も無い救い且つ励ましとなったろうね
依吹は何時だって美海に刺激を受けてきた
だからその後の依吹が瓦解しかけていたチームを再建するきっかけを与えられるのは納得の流れ
そういて始まるチームテスト審査はそこまでに培ったチーム力を披露する場となったね
カリンチームは自身の成果ばかりを意識する華鈴が中心の纏まりないチームに思えていた
けれど、華鈴の上昇志向がチームに良い影響を与えていたようで。独善的な華鈴がいつの間にか人を引っ張るリーダーとなっていた
だから、夢がしくじりそうになった時に彼女を引きずりあげられたのだろうね
ただなぁ…自分でしくじりから立て直せず華鈴に引っ張られる形となった夢は評価が厳しそうな…
勿論、あれは先にミスした華鈴の責任なのだけどプラマイで考えるとなぁ……
不安要素の多い面々が集ったミミチーム
最大の問題は紬が歌えるかどうかだったのだろうけど…
紬を励ましつつも裏では彼女が歌えないこと前提で歌割り指示を出した美海は経験を感じさせるね
でもそれは緊張と失敗への恐れが現れてる為かもしれなくて
紬に明かした己の緊張。それでも翻さないステージへの欲求。華鈴とはまた異なるリーダー像は不安要素の多かったチームを纏まった存在に変え、更には一人一人の底力を発揮させるものになるね
誰も知らない鈴や紬の魅力を披露させた美海は流石
だからこそ、そんな美海が実は緊張で一杯一杯だったと知れるステージ後の遣り取りには感動してしまう部分があったなぁ
どのチームも実力を発揮したステージを繰り広げた
そういった光景の後に登場するのが大本命のチームですか
チーム編成されて以来、練習風景も困難も描かれなかったリツチーム。その実力はどれ程のものなのだろうか? -
Posted by ブクログ
以前はアイドルとしてステージに立っていたのに今ではアイドルの追っかけをしている美海。それはかつての憧れや輝きを忘れられず居るかのよう。それはとても中途半端だから家族から叱咤される姿
一方で美海のステージによってアイドルの夢を手にした依吹は未だに刺激され続けているようで。その依吹が今度はアイドルを諦めていた美海を刺激するのだから堪らない
ちょっと走るつもりが依吹と競って、謝りたかった筈が一緒に歌う事になって…
きっと、みっともなくてステージにも成っていない歌唱だったのだろうけど、美海が歌への気持ちを思い出すには充分
アイドルと元アイドルの関わりがアイドルの復活へと続く物語なのだと理解できる第一話だったよ
再始動する美海と依吹のアイドルストーリーはオーディション番組を生き残るという形になるわけか
美海は元アイドルとして場数は踏んでいてもブランクは有るし、そもそも自分に光るものが無いと諦めた者。だから何をするでも難しさは有る。必然的に依吹が引っ張る形になる
けど、彼女だって先日まで所属していたグループを辞めて再始動した者。そこに至る経緯が無いわけじゃない
それは依吹にとってのトラウマで。新たな道へ悔い無く歩む為には依吹だってその点を克服しなければならない
意図せぬ遭遇は依吹にその機会を与えるものに成ったのかな
二次審査では早くも美海の底が見えたかと思ったけど、依吹の剣幕とアリアの指導により持ち直せたようで
それにしてはかなりトリッキーなアピールを披露したものだけど。マイクを一旦置いてまた拾い上げるとか美海の迷いが表出している気がしないでもないけど、見方を変えれば短い時間で変化と成長を遂げたとも言える
特に「楽しさ」と「好き」を追求したライブは彼女らしさに溢れていると感じられたよ
それにしてもダンスの方は大コケしているのに何で合格できたんだ……?
何はともあれ三次審査は始まった。初日の課題はまさかの順位付け、これがどう影響するかも謎なら順位付けの基準も謎
いわば疑心暗鬼に成らざるを得ない状況で下手な発言をすればそれだけで憎まれ役になる。しかし初日の課題である以上はここで主導権を握ればその後も有利に働かく可能性がある
その意味では審査員役を提案し自らが立候補した美海の行動は吉と出るのか凶と出るのか…